「 ゼロから自分で作ったならば 」と考えると、お買い得な価格で購入している
訳ですから、文句などいう立場にはないのですが、組み立てようとすると、各々
パーツの作りが悪く、精度高く作ることが難しそう・・・
仮に完成一歩手前まで組み立て、どこに問題があるのか確認してから一旦バラし
パーツに修正を加えながら、既製品ベンチ、本番の組み立てを行います。
しかし、勉強になるのは、部品点数を抑える中で、シンプルに強度を出す工夫で
「 ふ~ん、こうすれば強くなるのか 」と、アイデアとして吸収し、いつぞやの
活躍を期待するのですが、その時に思い出せるのか、ワタクシ!?
さて、12枚ある板も精度が悪いのですが、それは " 味 " として残すことにして
比較的ツルっとしたモノを座面に、中程度を背面に、そして粗い仕上がりの板は
座面の奥の部分など、衣服が触れる可能性が低い場所に振り分けて使用します。
そして各箇所のネジを締め付ける前に、出来れば定盤や、定尺など使い、直角を
しっかり確認しながら、締め過ぎないように( 笑 )締め付け。
気を付けないと、何でも " ~ 過ぎ " は、部品を壊したりネジ切ったり、あとが
オオゴトになる可能性大で、この " 勘どころ " が経験ですね。
平らな場所で脚4本が同時に接地することを確認し、雨水が溜まるような構造に
なっている、ネジ穴、ネジ頭には、樹脂を流し込んで平らにしちゃいます。
・・・完成。
作りが粗い、ユーザー組み立ての既製品ほど、その過程で差がつくので、丁寧な
作業が求められます。
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