もちろん " MS エクセル " でも、データを蓄積し、計算や分析、目的別に分けて
出力することは可能なのですが、" 表 " という視覚的に分かりやすい " GUI " が
無いので、入門のハードルは高く感じますが、慣れてしまえば、組み立てて行く
上での自由度が遥かに高いのが、ワタクシが好きな " MS アクセス " 。
とくに、入力画面作成の際のソレは秀逸で " レイヤー " というグラフィック系の
ソフトウェアで使うような概念も扱えるので便利。
ファッション分野では " 重ね着 " のことを " レイヤード " って言うんですよね?
まったくパソコンでのソレと同じ意味で、画像を重ねられて、かつその重ね順を
コントロールできる機能。
その機能を使い、たとえば " コの字型 " に建つ、5階建てマンションの各部屋の
データを計測しながら入力する際に、表に縦一列、101 ~ 5xx まで、ズラッと
並んでいるところに打ち込むより、パソコンの画面上にマンション案内板の図の
通りのレイアウトで、1F ~ 5F まで " コの字型 " が並んで、部屋番号が打って
あるところに入力してもらうほうが、間違える可能性が低い。
そんなことが可能です。
で、その部屋番号に添えて、随時変更の可能性のある現在の入居者名や、先月の
計測データとの比較等を、同時に表示できるのがリレーショナルデータベース。
仕事に限らず、趣味のコレクションや栽培データ等にも活用すれば 「 こういう
ことがしたい!」というイメージを具現化できる、なかなか面白いソフトウェア
ですが・・・ 組み立てに時間がかかるのが欠点のような、楽しみなような。
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