どこからともなく吹き込む隙間風、畳をめくれば昭和の日付の新聞紙が敷かれた
板の下はすぐに、ちょっと湿った臭いのする地面で、そりゃ寒いわ。
そんな田舎家の床をめくって壁を取り払い、柱のコケを修正し足元固め、地面に
防湿シートを敷いた上に、10cm厚でコンクリートを流して固め・・・
根太の間には、床断熱フォームを二重にはめ込み、構造合板を捨て張りした上に
30mm厚の杉板を張って仕上げた和室の片側には、囲炉裏に火棚。
そう、床、壁、天井に関しては、すっかりと隙間を無くし、凍える冬を過ごした
リフォーム前と比べると、遥かに暖かく過ごしているのですが・・・
アルミサッシそのものの構造上の隙間解消がいかんともし難く、そこを通過して
入ってくるわ、くるわの大量の " カメムシ " 。
今年はとくに多いように感じます。
あの臭いは、油断して踏みつぶしたりすると、そりゃもうオオゴトになりますし
飼い猫の " ゆず " も、それは体験していて、視界の中を動いているのに無視。
最新のサッシは、そのあたりの問題も解消されて、隙間好きの虫たちにしっかり
立ち向かえるようになっているのでしょうか?
ならばサッシごと取り替えたい気分・・・ あっ、今もどこからか " カメムシ "
の臭いが漂ってきてるゾォ!
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