早朝にもかかわらず、庭に降りそそぐ陽射しには、明らかに春の気配が含まれて
雪解け水を集めてサラサラと流れる( 集落の奥山に積雪はありませんけど・笑 )
小川のきらめきに、土の下では芽吹きの力が蓄えられていることを知ります。
アタマの中に巡るのは " 早春賦 " でしょうか。
美しい日本語にふれると癒されます。
歌碑は穂高川の堤の上、安曇野に建つそうですが、誰しもの胸中にある原風景を
くすぐり、小さな旅に出掛けたくなる思いは居ても立っても。
春を待ちわびていた草木の思いが、その背中を押すのです。
道路脇に積雪残る国道で峠を越え、若桜あたりから西へ歩みを進め、高原気候の
大きな畑が広がる景色の向こうに、ドンと黒い山肌に白いベールを纏う、大山に
パワーをもらいに行く、小さな旅はどうでしょう。
周辺にはログハウスの洋食店や、ひとぞ知る蕎麦の名店、はたまた素敵な温泉が
いっぱいで、帰路には南へ下るルートもおススメです。
兵庫県から鳥取県、岡山県とグルっと周遊の小さな旅、日本海眺める温泉地での
一泊を盛り込んだ贅沢な旅も素敵でしょう。
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