気温の境目

 

 

田舎暮らしの自宅はミルクのように濃い霧の中、ゆっくりとクルマを発進させて

小さな峠への合流は越してくる対向車が見えず慎重に、自動車道に乗れば広めの

車間距離にヘッドライトを点灯させて安全を保ちます。

 

そう、東西を低い山に挟まれたような地形にある小さな集落は、霧の発生頻度が

高く、かつ滞留しやすいのか、濃霧にホワイトアウトしたような体験もときに。

 

「 午前中は霧に注意しなければ 」とクルマを進め、日々、ここを境に明らかに

気温が変化するトンネルを南に抜けると・・・「 アレ? 晴れてるやん 」

 

先ほどまでの濃霧は何だったの、とキツネにつままれたかの如く。

 

過去に何度も、いや日々体験していますが、地形で大きく気候が変化することを

改めて感じ、自然が厳しい、いや豊かな場所で暮らさせてもらっているんだなぁ

と、やはりスタッドレスタイヤが必要です。( 笑 )

 

帰途、北へ向かうと、第一段階、第二段階・・・ と、明らかに気温が変化する

場所が何ヶ所かあり、朝のトンネルもそうですがその都度、気になってクルマの

温度計を確認すると、時間も深夜に向かって経過しているとはいえ、街中よりも

5度は低い気温にビックリします。

 

 

Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.

 

 

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