高く澄んだ青い空と秋の匂いが気持ちよく、少しだけ遠回り。
いつもは自動車専用道でビューンと通っている道を外れ旧街道、クルマでですが
銀の馬車道をゆっくり南下して、仕事場へと向かいます。
個性的な新しい家が目立つ中に、旧家もポツリポツリと古い庭木に柿の実が枝を
たわませ、秋の収穫も終盤でしょうか。
造り酒屋の藍暖簾が凪いで、時間が止まったかのよう、薄暗い玄関の中で大きな
柱時計の振り子がゆっくり、ゆっくり左右に揺れて、ここでも遅いながら時間が
進んでいることが分かります。
地場産業の瓦屋さんが次々に現れて、大きな鬼瓦や、しゃちほこのディスプレイ
穴場のお蕎麦屋さんは閉店しちゃったんですよね。
「 よくこんな道ですれ違えるな 」と、曲がりくねったバス道。
マニアには全国的に有名なクルマ屋さん。
川沿いに出て大きな橋を渡ればホテル街を抜けて、お城の横を流れる川の取水口
まだまだ南下は続きます。
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