「 何かに追われている!」から、帰宅時間が遅くなっているのですが、クルマを
停める音で気付くのか、足音か、暗い部屋の中で待っていた、イイヤ、寝ていた
飼い猫 " ゆず " が、掃き出し窓のところまで迎えに来てくれて 「 ニャァ~ 」
ドアを開ける音で部屋の真ん中まで走って行き、電灯を点ければ、ゴロンゴロン
と転びまわって「 さわって! さわって!」
ワタクシがキャットフードをガサゴソと用意する音に、そちらも気になりますが
「 ゆず!」と呼んだ、彼女の開いた股の中にからだを沈め丸めて安堵の表情。
「 もっとさわってもエエで 」 やわらか暖かい毛並みに、疲れた心が癒されます。
( そのあとで必ず、コロコロ必須ですけどね )
ファンヒーターから全開の温風が吹き出し、電気カーペットが暖まれば、彼女の
股の中より、そちらに興味が移り「 そんな真ん前に居たらコゲるって 」
暖かいところ大好きですが、そんな " ゆず " 自身もメッチャ暖かく、布団の中で
毛布1枚隔てて隣り合っていると、寝苦しく、低温やけどをしそうなほどです。
「 ん?」
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