先週、すでにストーブの灰( 広葉樹を完全燃焼させたモノなので囲炉裏用に保管
フルイできめを揃えて補充用に )を掃除し、薪を組んでおいたので、休日の朝は
さっそく、今シーズン初の火入れです。
以前にも書いたのですが、薪ストーブ設置のキモは " 煙突 " で、正しく配管して
あれば、火を着けずとも自然に上昇気流が発生し、 " ヒュュ~ " とストーブ内の
空気を屋根の上に引いてくれます。
なので、細めの枝に着けたマッチ程度の火が、耐熱ガラスの向こうで、見る見る
大きくなって燃え広がります。
ここで流入空気量を絞ってはダメ。 ( 笑 )
煙突を含め、鋳物を纏う3層になった本体がしっかり暖まるまでは、ガンガンと
燃やし、その後で流入空気を調整する弁を絞り込めば時折、薪を1本ずつくべる
だけで、暖かい穏やかな火を維持することが出来るのです。
そこからが、ストーブの上でスープを温めたり、ゆらめく炎を前に本のページを
めくってマグカップを傾けたりと、魅力の時間ですね。
まだ無い、木を彫った自在鉤と、溶接を覚えゴトクを作らねばならない囲炉裏の
あたりから撮った写真、天井の低い畳敷きのフツーの民家だった頃を思い出すと
まぁ、よく " DIY " で、ここまで来たものです。
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