腫れまぶた

 

 

「陽のあるうちに!」  と、大急ぎで帰った土曜日の日没前、彼女と二人で自宅

西側の斜面を下り、小川沿いの平地に大量山積み状態の、間引いた竹の処分。

 

草なら刈ったまま放置していても、枯れて朽ちていつかは土に還りますが、竹は

オオゴト、間引いて寝かせていると葉は落とすのですが、茎と枝?は、ますます

固化してカチカチの凶器となり、そこに下から伸びた草が絡まって・・・

 

そうなる前に処分しなくてはなりません。

 

ワタクシがナタを振るって枝?を落とし、茎?をズバズバと処理しやすい長さに

叩き切り、彼女が剪定バサミを使って、まだV字型の枝?を切り落とします。

 

完全日没までの1時間ほどでしたが、作業さえ進めれば、あれだけカサのあった

竹がスッキリ片付いて跡形もなく・・・

 

暗い中、遭難しないように斜面を登って家に入ると、アレ、ま!彼女のまぶたが

何かの虫に刺されたようで腫れあがっています。 「手伝っていただいてスマヌ」

 

日曜日にはますます腫れあがり、月曜日になってもまだ引かず、オソロシイ眼で

仕事中の彼女、ただ、そう感じるのはワタクシがサボっているからか・・・

 

 

Copyright (C) 2000~ 平瀬謹也 All Rights Reserved.

 

 

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