適度に降る雨は雑草に養分を与え、生き生きとその勢力を伸ばしています。
もうすぐすれば竹もあちらこちらで土を割り、天を目指す日も近し・・・
庭に停めている軽トラはすでに雑草に襲われ、天空の城ラピュタのごとく
自然に絡め取られ、土に還ってゆくのでしょう。
「草を刈らねばなりません」「草を刈らねばなりません」 日々その思いに
うなされ、強迫観念に近いものがあるのに、日曜日の天気予報は・・・雨。
いや、それ以前に昨秋以来、エンジンを掛けていない草払機の2台の整備を
しておかねばなりませんから、恵みの雨か・・・ また雑草が伸びる。
山の中の一軒家でもないので、隣地に接する場所を放置しては申し訳ない
思いもあるのですが、サボれば家から出られなくなるのは山の中の一軒家。
自然豊か、菜園、広めの土地、田舎暮らし、等々、それらに囲まれて人が
暮らすということの意味はズバリ "草刈り" です。 (笑)
夢にうなされ、少ないチャンスは雨に流され、寝る間を惜しんでの草刈り、
本を読む間を惜しんでの草刈り、そんな春から晩秋にかけての田舎暮らし
ですが・・・ それらを遥かに超える魅力にやめられません。
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