都合によってバラバラのこともあるのですが、並んで座る通勤時の車内は
貴重な会話の時間、仕事中はもちろん自宅に居ても、ひとつの話題で30分
ほどを費やせることは、なかなかありませんから。
朝の自宅は洗濯のアレコレやソレコレ、それぞれの作業と時間に追われて
バタバタと過ごし、起床から約2時間半後に出発。
そしてすっかり暮れて、星空美しい田舎暮らしの自宅に帰ると、暗い家で
ひたすら寝て過ごしていた (だろう) 飼い猫の "ゆず" が、ニャァニャァ
スリスリ 「はよメシいれて」
その後、中廊下の向こうの客間側の厨房で、いくら遅く帰ろうとも毎夜の
ミニバル (酒の肴プチ宴会) が開催されるのですが、通路のドアを開け
放しているにもかかわらず、"ゆず" は、こちらには入ってきません。
食後にはワインでこの晩何度目かのカンパイ、居間で待っていた "ゆず"
を 「エラかったなぁ」 と、ナデナデして振り返ったら、さっさと自分の
グラスを空けてしまっていた彼女が、ワタクシのグラスを手に!
「あっ!」
「バレた?」
「まぁ、まぁ」
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