事務所の入り口の脇に設置する、ケヤキ厚板のテーブルの天板は磨き終えて
あとはオスモカラーのクリアで保護仕上げしてやるだけなのですが、すでに
刻みが済んでいるとはいえ、脚のデザインはいまだ悩んでいます。
テーブルの脚は筋交いなど入れて、ひたすら頑丈に仕上げるのも一案ですが
囲む際には、みんなの足元にジャマなものが無いのも重要。
シンプルと頑丈、この両立が悩みどころです。
補助の金物を使うのも抵抗があるので、木工だけのシンプル仕上げに決めて
勢いのついた全体重でテーブルに寄り掛かっても、グニャっと平行四辺形に
つぶれない (笑) 頑丈な脚をデザインしなければなりません。
まだ材料を刻んだだけなので、それを組む向き次第で、長手方向に強いとか
決まるのですが、当然そこは全方向に強度あるものに。
テーブルやチェアの脚とか要素が少ないので、よりデザインに悩むのですが
そういえば自宅の改築改装の際に、いくつも作ったドアや窓、これら建具の
デザインも、シンプルだからこその悩みどころ満載です。
一般的には縦桟が勝っているでしょうか、あなたの家の建具はどうですか?
横桟が勝つと、いきなり欧米風の重厚で鈍いイメージとか・・・
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