その後、神代ケヤキの厚板はハイエースの荷室を保管庫に眠らせていたのですが
屋根の上に雪の積もるカーポートの下で、テーブルに加工する作業をするために
彼女に手伝ってもらい、引っ張り出してセッティング。
まずは電動ドリルにセットしたカップワイヤーブラシを使い、厚み部分の木肌の
粗い部分を磨き飛ばし、使用開始後の手にやさしいように。
また製材時のノコ刃跡が目立つ場所は、丸ノコを使って薄く切り落とすのですが
材料の堅さが手に伝わってくるのは、さすがに年代物のケヤキです。
さてランダムサンダーを使い、裏になる側から、80番、120番、240番と番手を
替えて磨くのですが・・・ やはり、これも堅くてなかなか。 (笑)
ひっくり返して表側、大きなフシや粗さは面白みとして修正しませんが、小さな
割れはボンドと、サンダーの削り粉を使って埋めてやります。
このあたりは銘木屋さんで伺ったプロの裏技で。 (ナイショ)
磨き作業は 「これでOK」 と区切りをつけるのが難しく、どこで終えるか判断に
悩むのですが、磨けば磨くほど仕上がりに影響するのも事実。
どこまでするかなぁ・・・
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