喫茶店のカウンター上の、6~7個連なったダウンライトの内、1個の電球が切れた
ので交換しようとしたら全部が点かなくなって、ソレを外しても直らない。
緊急の要請を受けて (オオゲサ・笑) 現場に急行します。
運がいいのはドライバーやペンチ、スリーブ、テスターなど、電気工事道具一式を
入れた工具箱がワタクシの手元にあったこと。
普段は田舎暮らしのDIY自作小屋の棚に、他の工具類と並んで置かれていますから。
さて経年の油などで汚れた分電盤をチェックしてみますが問題は無く、熱も持って
いないので大丈夫です。
以前の状態を伺うと、消費電力効率化のため電球形蛍光灯に交換した際、すべてを
換えるとチラつくので、1個だけは白熱球を入れて使っていたとのこと。
フムフム。
何連かになったスイッチのパネルを外して、その回路のライコン (調光スイッチ)
を抜き出しテスターをあてて点検、スライダーの抵抗が逝っちゃってるようです。
ライトコントロールは出来ませんが、ON-OFFスイッチ直結回路に変更することで
対応し無事、緊急出動完了。 原因に早く気付くことが出来てよかったです。
最近では白熱電球が無くなり、E26口金タイプの電球形蛍光灯が主流になっていま
すが、以前に調光スイッチが組み込まれている場合、それが白熱電球にのみ対応の
ことがあり得ます。
調光出来ない、チラつくなどの症状が現れていたら確認して、スイッチの交換など
電気工事を依頼して対応ください。 最悪、発熱発火の可能性もありますから。
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