高齢者向け住宅の完成内覧会へ、「向け」 とか 「専用」、「~付き」 など、色々な
呼称があり、それぞれ内容は異なるのに、それが消費者に分かりにくいのが問題。
もちろん建物はまだ少々工事を残しているくらいのピカピカで、シンプルでも温かい
設計は快適に過ごすことが出来る & 街中、比較的抑えた価格設定で人気が出そう。
20数室ある内の13部屋ほどが商談中らしいので興味のある方は早めにです。 (笑)
昔のお年寄りは 「あなたの世話にならんよ、老人ホームにでも入るから」 みたいな
ことを言われていた方が多かったように思うのですが、「~でも」 なんてどころか、
望んでも、ちょっとやそっとじゃ入ることなんて出来ない時代になっています。
私の母は運良く現在、グループホームと呼ばれる認知症の高齢者が共に過ごす住宅
に入居出来ていますが、(施設、入所と呼ばないところが分かりにくい) その頃で
特養と呼ばれる施設は300~500番待ちだったはず。 (重複申し込みもあるので)
費用も考えてみれば当然なのですが、家賃だけを見ると4~6万円ほどの表記ですが
それだけではなく日々の食費や、介護にかかる負担分、他モロモロの雑費を足すと
出費合計15~20万円弱ほどになるのが標準でしょうか。 ・・・オオゴトです。
そもそも都会では2~3世帯同居が前提でない住宅、考え方が多いですし、田舎では
3~4世帯が住めるような大きな家に、高齢者が2人だけとか独居 (一人暮らし)も
珍しくありません。
さて、高齢者の、高齢者になってからの住居問題はどうなって行くのでしょうか?
私たちが当事者になって直面する頃は、もちろん今以上、相当難しい時代になって
いるのでしょう。
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