造作中なら壁の裏などに電線を仕込むことも可能ですが、あとからとなると
天井裏か、がんばって床下といったところでしょうか。
ダウンライトなどは、取り付け穴もそこそこ大きいし、比較的短いピッチで
連続して設置することが多いので、送り配線は天井完成後でいいか、と。
まさにその通りに施工した、外に面したガラス沿いに穴を開けたLEDライト。
直径10cmの穴ですから何とか腕が入るものの、1ピッチが1.5mほどあるので
ガイドなしでVVFケーブルを送るには、何度かのチャレンジと運が必要です。
(天井裏って障害物が多く、フラットじゃないので)
脚立に上がり、およそ向こうの穴を目指してケーブルを差し入れ、脚立を下り
アッチの穴の下に移動して上がって、腕をググッと入れて探す。 ・・・無い。
もう一度元の穴に戻って・・・ の繰り返し。 (すでにキケンな香りプンプン)
チョロっとでも指先に触れたらヤッター! ですから、10cmの穴に入るところ
まで腕を入れてクルクル探すのですが、あぁ、また無い。
と、脚立を下りようとしてツルッと足を踏み外し、落ちる者は藁をもつかむ。
ワラならぬ、ヤワヤワのジプトーン材の穴の縁をつかんでしまい・・・
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