上履きで使うスペース4/5ほど、靴そのままの場所が1/5ほどと、床を分けている
現場で、巾木をそれぞれどうするのか? の計画が明確でないままに、まずは床を
上げる側との区切りとして作った、少し造作に手間をかけた巾木。
いま思うと、下足側も壁をふかすので (古い壁は躯体コンクリートに沿っていて
まったく垂直が出ていなかったので、新たな壁を造作する) その巾木でクルッと
スペースを囲うのが自然ですよね。 図面段階で思い至りませんでした。
なので、もうずいぶん前の刻み、端材も薪ストーブで燃えちゃったので、区切り
巾木の現物を測って、同じ細工で8m分、新たな段付き巾木を刻んで施工。
こんな感じ。 床は樹脂舗装? ゴムチップやウッドチップは使えるかなぁ・・・
しかし、ほとんど見えないとはいえ、上履き側に3/4乗せた靴置きの、下足側の
台木を、巾木とは違う仕様で作っちゃってる。
新しい巾木の、凸部分の厚みの杉板を貼り付ければ、分からなくなると思うので
留め切り部でソレとつなぐための刻みを。
たいしたこと無さそうに見えて、斜めの切り込み深さが意外に難しい造作です。
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