どこの造作でも、立ち (垂直)、水平には十分に気を使いますが、難しいのが直角。
手持ちのレーザー墨出し器も上記プラス鉛直 (その地点の真上) は測れるのですが
カネ (直角) は出ません。
それぞれの辺の長さが、3:4:5 になるか測って、まず間違いない! と決める土木系
DIYですが、室内造作ではそれも現実的ではないし。
もちろん小さな直角なら、スコヤ定規や差し金があるのですが、例えば畳敷きの和室
に入って、その部屋が直角4つの長方形であることを何で確かめるの?
ま、それぞれ対辺の長さを測って違っていれば、「直角ではない」 とは言えるけど。
さて、狭小トイレのドアを作るのですが、建具の直角も相当重要、事前の刻みが正確
であれば、おのずと直角に組み上がるのですが、作業台と治具を兼ねて水平に据えた
構造合板の上で、それを基準に直角を確かめます。
建具ならそれが一番現実的かな。
「直角」、難しいです。
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