火を入れてしばらく経つと、同じ空間の4部屋は服を脱ぎたくなるほどに暖かくなり、
薪ストーブのパワーを実感します。
点火からそうなるまでに多少の時間はかかるものの、部屋の中に炎がある、という
非現実感と相まって、暖房効果、癒し効果は抜群。
使い始めてやっと3シーズン目に入ったところですが、薪ストーブ設置の雑感などを。
重いです。 断熱と重量分散のため半畳ほどの石板が売られていますから、それを
上手く使えばどこにでも設置できそうですが、根太の強度次第では床下に潜っての
束の追加は要るかもしれません。 DIY難易度 ★
煙突工事が難しい。 家の中は輻射熱暖房の効果もあるので薄い鋼板1枚で出来た
シングル煙突で配管、壁 or 天井を抜ける一歩手前から外部は断熱保温された二重
煙突で配管します。 部材が高価なのですが、外気で煙突が冷やされると上手く煙が
抜けなくなるので必須です。 DIY難易度 ★★
貫通工事。 家と煙突が接する場所の工事は施工基準があるので、同等以上あれば
安心ですが、屋根を抜く場合は防水処理が大事です。 なので一般的には壁を抜いて
外壁に沿って煙突を立ち上げることになるのですが、煙を上手く抜くためには、煙突を
横に引いた距離の4倍近くの高さを確保しなければなりません。 DIY難易度 ★★★
街中では。 煙突は2階の屋根より上に出しますし、点火した瞬間以外は煙らしい煙も
見えないので、実際に迷惑をかけることは無いのですが、やはり近所の理解が無いと
難しいかも。 それより薪の確保、玉切り、薪割り、薪棚の設置の難易度 ★★★★
暖房効果、癒し効果は抜群ですが、設置、運用の手間もそれなりに。
そんな、こんなの詳細もボチボチ記しておきたいと思います。
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