昼寝は窓際の陽だまりで、夕方にはぬくぬくの羽毛布団にくぼみを作り、
ワタクシがファンヒーターのスイッチを入れればそこから離れず、しっかり
暖かい場所をキープし続ける飼い猫の 「ゆず」 ですが・・・
肌触りはメチャ気持ちいいけど抜け毛がオオゴトなその体毛はこの季節、
アクリル繊維で出来ているのかと思うほど帯電して、暖かい風をさえぎる
ゆずをグイッと押し動かすたびに、パチッパチッ! と電気が走ります。
「こっちはそれが痛く感じるけど、そっちは大丈夫なん?」
ウトウトしていても三角の耳をたてて、微かな音にも常に様子を探って
いるのですが静電気はヘーキなようです。
放っておけば猫体 (=人体) が熱くなるほど温風を浴びているので時々、
静電気にビビリつつもグイッと引っ張り離してやらねばなりません。
「そんな近くに行くなって、温風がさえぎられてこっちが寒いやんか!」
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