そのカバーが要ることは、化粧の梁を取り付ける前から分かっていたので
とりあえず杉板の片側を梁材にあてがい、ツツツーと鉛筆でケガキ写した
かなり歪んだ線で刻んでおきました。
梁の取り付け後に、その杉板をLの形に削り込んで合わせてみたのですが
ピタっと感がイマイチ気に入りません。
切り合わせをやり直します。
梁はすでに頭上にありますし元々、立体方向でも歪んだ材に直接、板材を
当ててヒカリ写した、その方法がワタクシ的には間違っていました。
なので、梁を取り付けた鴨居と、杉板の両方に10cmおきに印をつけておき、
それぞれを0.5mm単位で測った、その寸法を写してゆきます。
その点と点を結ぶと・・・ ずいぶんと歪んだカクカクした直線が引けました。
線に沿って丸ノコで挽きます。
合わせてみると・・・ おぉ、正確にピッタリ!
一分の、いや半分の隙もありません。
染まり具合が微妙に違うとはいえ、梁とも自然な形で繋がっているようです。
一見、単純に見える場所ですが、いい仕事が出来ました。 (自己満足 ・ 笑)
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