理詰めと現場合わせの狭間で

 

 

理屈通りでゆくか、現物合わせでゆくか、この判断も難しいところ。

 

初めての大物、小屋の設計 & 建設はコンパネ (針葉樹合板) は寸法が正確で

直角が出ている、という前提で行い、その通りに。

 

骨組みだけのカーポートは設計図通りに刻んで組み上げることで、各柱の垂直が

勝手に出るようにした作戦が功を奏しました。

 

家本体は修正しつつも下地は現状、現物合わせで工事しなければなりませんが、

仕上がりはしっかりと水平、垂直が出るように工夫しています。

 

さて、もうひと手間で完成しそうなクツ置き (塗装除く)、家具として作ってはめ込む

のではなく現場で組んでいるのですが、そうするとどうしても左右で0.5mmくらいの

差は生じてしまい、接合部に隙間をなくすためには、正確な刻みと、現場合わせの

いいとこ取りをする必要があります。

 

その、さじ加減が難しい。

 

クツ置き製作の最後にキツキツ丁度を差し入れて完成させる予定の棚4枚、理屈で

刻んだ、そのピッタリ具合が気に入らず作り直しを決意。

 

それが出来れば完成です。 (塗装除く)

余った棚を何に使うか・・・

 

 

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コメント(2)

お早うございます。
匠は余った棚をどうするのでしょうか?な
感じですね!
それから、柿は甘と渋があるので、集落の人に
聞いてみてください。

色々な種類の柿を集落の方々にいただいて柿ラッシュ中。


中途半端なサイズの端材は 「どこかで使えるかな?」
と、たまる一方です。 (笑)


これからもよろしくお願いいたします!

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