玄関の戸を引いて土間に入り、左に上がれば和室の縁側に出られるという
古い家ならよくある作りなのですが、敷台から縁側への段差が少しあるので
框を入れるとともに、踏み台を一段設ける造作を。
こういう段差を作る場合、明確に 「段がありますよ」 と、示しておかなければ
踏み外す可能性があります。
なので、暗めの色調で仕上げた縁側、敷台に対し、框、踏み台は目立つよう
白木のままのクリア仕上げにしようと思います。
悩みどころは踏み台の形。
縁側と同じ高さの框は間口に設けるので肩幅ほどの直線ですが、一段低い
踏み台の形は、普通に長方形でも、半円形でも自由自在。
あえて、立ち上がり部の造作が難しそうな半円形を作ってみたくて、ウズウズ
しているのですが、ここは長方形のほうが落ち着いていて、いい感じか・・・
いずれにしても、まずは後付けの框がキチッと取り付けられるかが重要ですが。
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各部が作品レベルなので、隠れた所にぜひお名前を入れて
おかれてはどうでしょうか!
熟練の大工さんに玄関の床を補強のため、合板を足した際、
既存の框に化粧框を付けてもらいましたが、その時から
框を意識するようになりました。
普段あまり意識しませんが、重要だと思います。
どこでもなんですが、出来るだけ角は取っておかないと
打ちつけた時、カンフー映画なみの叫び声を発します。
確かに段差部は明確に色を変えないと、踏み外します。
先日も不規則な段差部で踏み外しました。現在、
反射板かシールでも貼るかエコ的に検討中です!
自身の造作で誰かが踏み外して骨折った!
なんてシャレになりませんものね。
玄関引き戸の外側に作る予定の、約3x4m の
屋根の設計を思案中です。
独立した柱にするか、片側を家に持たせるか・・・