妻からの依頼で、高齢者宅に地デジチューナーの設置に。
午前11時に伺う約束なのですが・・・ 深夜の零時に終わると勘違いしていた
地上アナログ放送、本日正午に完全終了なのですね。
工事猶予時間は1時間しかありません。 ま、アンテナ線とブラウン管テレビの
間にチューナーを接続するだけでしょうから・・・ 服装も作業着ではないですし。
と、軽い気持ちで訪問すると、ウヒャー映りの悪いテレビ、出演者の性別すら
分からないくらい。 「いつからこんな状態でした?」 「もうずっとそう」
中身は空か? と疑いたくなる小さくて軽いチューナーを繋いでみても当然ダメ。
そこからやっと線を辿ってアンテナが乱立する集合住宅の屋根を見上げると・・・
コケてるやん!
オオゴトになりそうな気配。
なりました。 サクサクっと10分程の予定が大家さんと屋根直下の住人に断って
真夏の屋根上に数時間、線も引き直してアンテナは新品に。
超キレイになった (以前が悪過ぎ!) 画面に大感激していただいたことが救い。
そういえば昔、その夏も暑かった。 道路標識くらいの大きくはない看板の撤去を
安請け合いで掘り起こすと、根元には軽四くらいの (大げさか、バスタブくらい) の
コンクリートの塊が。
1時間ほどのつもりが、暗くなってもまだ人力のツルハシでコンクリ割りしてたなぁ。
骨までシビれた夏の思い出。
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