既存の柱やマグサを巻くよう、コの字型に作った玄関枠を、立ち、水平が正確ではない
それには固定せずに組んでゆきます。
巻き込んでいるので固定せずともしっかりしている上に、欄間の高さ分下がった位置に
鴨居を叩き込むように差し入れたので、もうガチガチのガチ。
夕暮れを待ってレーザーを当て、各部の精度を調べます。
立ちでそれぞれ 0.5mm 、1.0mm ほど上下で差があり、下側がハの字に広がっている
のですが、コの字型に巻き込んで固定していないので、少しだけ内側に叩き出して固定
してやれば調整出来ます。
さて問題は水平方向、背の高い脚立にレーザー墨出し器を乗せて照射し、新しい鴨居に
下からスケールを当ててレーザー光との数字の差を読み取ります。
気付いていましたが、巻き込んだ既存のマグサが下がっていたので、左右より中心部が
5mm ほど低く、修正せねばなりません。
クルマからジャッキを降ろし、かました角材で水平+α まで押し上げてやり、縦枠をはめて
ここでやっと、隠れる位置から新しい玄関枠、欄間の縦桟をビスで固定してゆきます。
なんとか持ち上がって固定されたでしょうか。
日が暮れたので、ジャッキを外すのは明日に持ち越し、野縁、コンパネ等を使って壁部を
作ってからにしましょう。
日中の太陽光の下では、レーザー光が見えないので不便です。
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