より古い家に、古い家が増築されている構造なのですが、そのことが
家としての面白みと弱点を生んでいます。
面白いのは部屋と部屋の繋がり方や、天井高の違いが複雑なので、
それを利用して家の中に渡り廊下のような造作をしたり、隠し部屋の
ような天井収納を作ったり。
居間からトイレに行くには3枚のドアを開閉しなくてはならないのですが
それは面白みのある楽しい手間です。
が、このような家の場合、屋根にはどうしても谷になった部分が生じて、
それが長期的には雨漏りの原因になったりする可能性があります。
とくに古い家の場合は施工の、知識、素材、技術ともに不完全だったり
するので注意が必要です。
この家も案の定、その部分の柱は傷んでいたので、2年前の工事の際に
オオゴトな作業で柱や胴と呼ばれる部材を入れ替えています。
そのあたりのことをしっかりまとめたホームページ作りは、「義務だな」 と
思うほどなのですが、なかなか手が動きません。
せめて、こんな雨が降り続く日には・・・
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