後回しにせず、懸念の框 (かまち) にも取り組まねばなりません。
まず、玄関解体時に取り置いていた材木が、使えるのかどうかを
確認するため、大き目のプレーナーは無いのですが削ってみます。
10 x 30センチ x 3m の傷だらけで表面が塗装された、一見すると
使えそうにない古い大きな角材です。
抱えられる限界重さを、なんとか削り台に載せ、電気カンナで粗く、
段付きも気にせず削ってみると・・・ おっ、二皮剥けば使えそうです。
手カンナに持ち替え、ひたすら削りに削って、段付き、小傷を消して
行きます。 ここで結果を求めて刃を出し過ぎると、くい込んでもとの
木阿弥ですから、少しずつでいいですから・・・ ひたすら。
厚み側には丸ノコを入れたのですが刃が届かないので、表と裏から
になってしまい段が付いたので、この面にもひたすらカンナ。
ここで修行を積んだ方なら、カンナ仕上げのシャキッとしたモノに出来
そうですが、そういう訳にも行かないので、お次はひたすらサンダー。
4段階に番手を変えて、これまたひたすらに削ります。
削るだけに丸一日かかってしまいましたが、框は出来上がりました。
さて・・・ これをどのように使うのか? 固定方法は?
まだまだ問題は山積です。
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