腰が抜ける危機一髪

 

 

すでに完成している厨房の床下点検口 (現在は冷蔵庫の下になっている)

あたりの分岐から、人の入ることの出来ない低い床下を這って、ミニ厨房の

壁際に仮立ち上げしておいた架橋ポリ管3本。 (上水、給湯、井戸水)

 

やっとそこに置くシンクの機種を決定し、その図面を見ながら水栓の位置を

決め、慎重に水平を測って3ケ所固定します。 (バックガードの高さに注意)

 

これでその面の壁下地となるコンパネを張ってゆくことが出来ます。

と、ここで張るコンパネにポリ管位置を書き込む慎重さが足りませんでした。

 

まして危険なのは、この段になってシンクを決めたので、床立ち上げ位置と

水栓取り付け位置が10センチほどずれているのです。

 

また、壁をあまりフカセたくなく、下地の野縁材をギリギリのクリアランスで

作ったので、ポリ管立ち上げ位置は切り欠いて逃げているので増す危険。

 

3X6尺のコンパネに測って開けた3ケ所の丸穴位置もバッチリ決まり、調子

よくビスを打ち込んで固定して行きます。

 

水栓の丸穴位置に注意しながら、床際に連続してビスを打っていると・・・

スカッ!

 

ん?

 

えっ!? えぇー!!!

 

顔真っ青、冷や汗ダラダラ。

事態の重大さに気を失いそうです。

 

幸いスグには水音は聞こえず、染み出してもいません。

 

コンパネを外して確認せねばなりませんが、もしヒットしていれば

その修復にかかる手間は想像を超えます。

 

危機一髪! ビスはポリ管をゆるく包んでいる保温材をかすめて

突き抜けていました。

 

へな、へな、へな〜、と腰が抜けます。 「注意1秒、損害重大」

 

 

Copyright (C) 2011 平瀬謹也 All Rights Rsserved.

 

 

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