昨日の自分自身の文章を、あらためて読み返し笑わずにいられません。
いつもより朝も早くに作業を始め準備万端、ミキサー車の到着を余裕を
持って待つことも出来、空気は冷たいが空は晴れ渡り、心穏やかです。
オーライ、オーライ。 現場にバックで寄せてもらい、一輪車やシュートを
使わずとも基礎に直接、生コンの投入が可能です。
もう一方の調整池の役割を持たせた現場も、床下換気口から差し入れた
自作のミニシュートで、作業は簡単に済みそうです。
「スが出来ないよう、しっかり突きたいのでゆっくり投入お願いします」
その通り、左右に振り分けながら10cm厚ほどで、生コン投入を一旦止め、
均して突いてを繰り返し、作業は順調に進みます。
50cmも超えた頃でしょうか・・・ 既存の壁に寄せた型枠の端から、厨房の
床下側へ生コンが少し漏れ出しています。 ま、多少は平気、想定内です。
70cmを超えた頃、漏れは止まらず一気に激しくなりました。
えっ? えっ? えっ? 背の高い型枠の裏側、室内側に回ってみると・・・
型枠同士を多めのビスを使って留めた接合部が屈曲し、結果的に端部の
隙間が広がって漏れ出しているのです!
あわわわわわ。 落ち着けオレ。 わっわっわっ。 何をどうしたらいい???
準備していなかった丸ノコを震える手で用意し、廃材の中から古い大引きを
抜き出し、あわてて寸法を切り出すのですが、その間にも型枠の接合部は
ミシ、ミシ、ミシ、と音を立てるように屈曲を増します。
すでに縦方向に1立米以上も入った生コン、その壁が崩壊したら阿鼻叫喚、
どどんなにぃに、すすさまめじい現ん場にになってしまうでしょうかぁぁぁぁ。
漏れ出した生コンの海の中に足を突っ込み、屈曲部に大引きを当てがって
ハンマーで叩き込み、それ以上の崩壊の進行を止めるのに必死です。
止まった? 止まった? 止まった? 止まった? 止まった?
胸の鼓動は激しく、息づかいが荒くなり、緊張に耐えられなくなりそうなので
この続きは、また次回。
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「流動体計算」が必要かと思われます。
「りゅ、流動体計算!?」
まったく知らんわ・・・
本日、ホムセンでセメント袋買って持ち上げて・・・
やっぱコンクリートは重いね。