「痛っ!」 こっ、これはケッコー刺さってるゾォ。
トゲが刺さったり、釘に引っかかってアタマから流血したりは
日常茶飯事ですが、今回のパターンは初めてです。
材料にケガキを入れる際、最初はエンピツを使っていましたが
なるべく細い線が引きたくて、頻繁にカッターやノミで削るので
すぐに無くなってしまいます。 ・・・短くなると使えないし。
次はボールペン。 なかなか勝手は良いのですが、仕上げに
使う木に間違った墨を引くと致命的。 インク溜まりも鬱陶しい。
で、もうずっと墨入れにはシャープペンシルを使っています。
長く使った安物シャーペンが壊れ、あらたに安物シャーペンを
導入したのですが、これが間違い。
ペンのお尻のクチックチッと押す部分と、芯が出てくる部分の
デザインが一緒で、どちらがそうか見誤るのです。
材料にスケールを当て、コンマミリ単位を見つめる真剣な目。
その目をそらさずとも、手は勝手に腰袋からペンを取り出します。
繊細な線を引きたいので芯を多めに出した作業が続いています。
一連の動作で勢いよく、クチックチッ。 「痛っ!」
ペン先と、押す側を間違って、力いっぱい親指に芯を押し込んで
しまいました。 痛いよぉ。
そこからは大騒ぎで、カッターやら毛抜きやら動員して、親指の
中で折れた芯を抜いたのですが、指の中から5mmほども!
親指にポチッと小さく丸いイレズミを入れてしまいました。
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