用事で街に来たのですが、早目の到着に商店街でクルマから降ろしてもらい、
東来春の中華そばで昼食を済ませ、明日で天守閣への登城が出来なくなる
姫路城へ向かって、ぷらぷらと歩いてみます。
入城はすでに1時間待ちの列、桜の樹の下にはシートを広げた花見の宴会や、
お弁当持参の家族の姿。 暖かい陽気にも誘われ楽しそうです。
動物園を覗きながら坂を越えると、すでに巨大な足場が組まれ、クレーンが
その高さを大天守と競います。
土手に登ったり、下りたりしながら姫山公園を行くと、幼い日のスパイ手帳の
溶けるメモ用紙を試した水路など、昭和の大修理とともに、ここに住み育ち、
遊び、通学して、恋して。
確かな思い出が、そこここに散りばめられていました。
現在、平成の大修理を前に街を離れ、新しい土地で暮らし始め、そこでの
思い出が一つ、また一つと積み重なってゆきます。
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本町の県住も遂に更地に成りました。
その後、お堀沿いにボート乗り場があったところを過ぎ、
好古園から道路を渡り、聾学校と土手の間の桜の小径を
行きます。
北本町の牛乳屋さんがあったところは、ずいぶん以前から
整備されていましたが、何棟もあった県営住宅跡が更地に
なってしまっているのには驚きました。
職員住宅だけが淋しそうにポツリとその時を待っています。
当時そのどこにも先輩、後輩、同級生がいっぱい住んでいて
昭和、それもまだ戦後のイメージを強く残した地区でした。
くるま門から船場川に出ると大きな100年桜が、一面を
サクラ色に染めています。
* youtube等で 「私の愛した街」 って検索してみてね。
>溶けるメモ用紙を試した水路など、昭和の大修理とともに、こ>こに住み育ち、
>遊び、通学して、恋して。
>確かな思い出が、そこここに散りばめられていました。
このフレーズの「遊び、通学して、恋して。」に
胸がキュンとしてしまいました。
いい歳したオヤジにも青かった頃のなんとも甘酸っぱい
想い出が昨日のようによみがえらせて貰いました。
コメントありがとうございます!
そこで育った姫路城周辺。
甘酸っぱい想い出でいっぱいです。
これからもよろしくです。