タイトルには、あえて送り仮名を付けず、また四畳半ではなく、床の間を作った
八畳の部屋の話ですが・・・
建具はすべての部屋の造作が終わった後で、まとめて綺麗にするつもりでしたが
せっかくの作業が、床の間横のふすまの古ぼけた感じが台無しなので、そこだけ
先に張り替えることにしました。 ふすま初チャレンジです。
まずは裏張り。 木枠を外したあとで、糊を塗って延ばした雲華紙を張ります。
紙が薄くて弱いので、なで刷毛を擦るのが気を使います。
裏返して下張り、これまた超薄の茶ちり紙を袋張りにします。 ここが先人の知恵!
四辺隅にだけ糊を塗って張ることで、表張りに下地の線が現れず、パンッと張って、
少し浮き出た感じに仕上がります。
その、ふすま紙は少々厚手なので、これまた作業が難しい。
いやはや、職人さんはスゴイです。
たった2枚に丸一日かかってしまいました。 (枠のステイン塗装付き)
Copyright (C) 2010 平瀬謹也 All Rights Rsserved.
コメントする