本実 (ほんざね) 加工 (厚みを凸と凹に刻む) する材は、2間以上 (4m程度)
あるので刻む際には、その長い板を立てて、ピシッと固定する必要があります。
なので、その治具を作ります。
と言っても4mほどの治具となると、それを作るのも材料が要りますし、オオゴト。
午前中いっぱいかかって製作しました。
午後からは、試作用に短く切った板で本実加工を施してみます。
凸と凹の微妙な位置で、噛み合わせた際にほんの少し、0.5mmも無いのですが
微妙に段差が生じるので、電動工具の調整を繰りかえします。
さて本番。
電源コードの取り回し等を工夫して、途中で止まることなく、4mを一気に削ります。
手カンナで軽く面を取って、サンダー掛けて、厚さ30mmの本実加工した杉の床板が
1枚、出来上がりました。
いい感じで、本日ここまで。
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