噂には常に上っていましたが、ついに本日、トヨタのF1からの撤退が
正式にリリースされてしまいました。 残念です。
一昨日、ブリヂストンの来年限りの撤退も報道されたところですから、
一気にジャパンパワーが無くなってしまいます。
シーズン終盤の2戦で、小林可夢偉選手が大活躍してくれましたので、
より悔しさが増します。
思えば初めて、意識してF1を観戦した1976年の日本グランプリ、まだ
純然たるプライベーターが活躍できる可能性を秘めた時代だったので、
京都のコジマエンジニアリングから出走したKE007、翌年のKE009の
生かしきれなかった活躍が目に浮かびます。
ポールポジションや優勝も不可能ではなかった車体だったのです。
(ググってみてね)
最終戦、雨中のレースで抜きに抜きまくってファステストラップを記録し
4位になった1989年オーストラリアの中島悟。 予選5位からスタートして、
ヤマハエンジンで2位までポジションを上げた1994年ドイツの片山右京。
中古のシャシーにホンダエンジンで、前年度チャンピオンをブチ抜いた
2007年カナダの佐藤琢磨。
そして、つい先日のトップドライバーと互角に渡り合う小林可夢偉。
ジャパンパワーバンザイ!
たった1年で加速度的に変化した、自動車というものの在り方に
驚くばかりです。
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