濃霧の谷

 

 

起きた際にはまだ暗く、いつものように障子を開けても

気がつきませんでした。

 

晩秋の朝は、ゆっくりと明けてゆきます。

 

するともう、庭先の柿の木さえ見えないほどに、一面の

ミルク色、濃霧の中の神秘的な夜明けです。

 

すっかり明るくなると、南に開けた谷筋に添って、徐々に

霧が流れ、1時間ほどで濃厚なミルクは飲み干されました。

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://hopper.jp/mt/mt-tb.cgi/93

コメントする

筆者にメール

ホッパーマスター
のホームページ

アイテム

  • labo_staff_s.png
  • labo_staff_s.png
  • labo_staff_s.png
  • labo_staff.png
  • coppadi-himeji2022-01.jpg
  • 20050425_hiace.jpg
  • rebirth-village01.jpg
  • hanayasu01.jpg
  • makidana_20220411.jpg
  • yuzu252.jpg

月別 アーカイブ

もっと過去分

Powered by Movable Type 7.8.2