001、風景

 

 

街の繁華街で20年間、多くの方々に愛していただき、支えて

いただいたショットバーを閉店し、少しだけ離れた田舎に移住し、

古い民家の改築、改装を楽しみます。

 

家の改築にあたって、家具などの一時避難場所が欲しいですし、

工房としても使いたい、いや何よりオートバイを置いておく場所が!

 

と、まずは小屋造りから始まります。

 

20080915koya001.jpg

 

カギ型をした敷地の奥のほうに、すでに小屋が建っています。

 

土地が一段、高くなっているのでガレージとしてはもちろん、

作業をするための車も横付けすることが出来ません。

 

20080915koya002.jpg

 

緑に囲まれ、とても良い雰囲気なのですが、すでに土台も

柱も梁もカスカスで、押せば倒れそうです。

 

20080915koya003.jpg

 

草木が多いのも使い勝手としてはよくありません。

 

なるべく、この風景を壊さないような小屋を建てたいと思います。

 

20080915koya004.jpg

 

いつの頃のものでしょう。

廃材を利用して上手く建てられています。

 

トタン板は、つぎはぎだらけで、外の光が差し込んでいたり

するのが味わいです。 草払い機が似合います。

 

20080915koya005.jpg

 

構造をしっかりと覚えておきたいです。

 

非常にシンプルな軸組み工法です。

本来、トタン板は強度に関係はありませんが、今となっては

その微妙な繋がりで、倒れずにいるのだと思います。

 

20080915koya006.jpg

 

小屋の中からの風景にも大切さを感じます。

 

 

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コメント(2)

私が小学生の時、外灯など何一つない山沿いのあぜ道を帰宅中、豪雪とふぶきに行く手を阻まれ、道沿いにただひとつだけあった、まさにこのような小屋に非難したものの、雪はいっこうに止む気配もなく、まして、人が通ることもなく、「私はここで凍死するんだ」と恐怖と絶望にかられながら、母の迎えを待ったものの、来るはずもなく・・・。まさに、こんな小屋・・。

遭難小学生、ハードな体験談や。

コワイようなボロ小屋も、それがなかったら
凍死やったわけかぁ。

菌もバイク乗り始めの高校生の際、計画も無い
今思えばメチャな林道ツーリングで、岐阜県の
山中で日が暮れて、こんな小屋で一晩を過ごした。

怖かったなぁ。

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