マスターの散文集
  日々のあれこれを他愛なく、音読しながら綴っています

■ 2008.5.31

本日発売の 「ツーリングマップルマガジン Vol.3」、
北海道への旅を誘う、青い空に白い雲、広がる景色の
綺麗な写真に、大きく白抜き文字の表紙のタイトルは
「想い出に残す北の大地」

その本を酒の肴に、ハーレー乗りの彼や、オートバイの
買い替えを考えている彼女、みんなで盛り上がります。

道北、オロロンラインを走りましょうか。 島に渡ります?
7月になればラベンダーの道央も素敵ですし、観光と隠れ
スポットの多い道南も探索してみたいです。

初めての彼には、宗谷岬を回りこんでから巡る道東の旅は
どうでしょうか?

尽きることの無い楽しい話を今夜、みんなに授けてくれた
その本の表紙のモデルは・・・

■ 2008.5.30

1軒目は久々の焼肉屋さん、モウモウと煙に包まれながら食べる
アバラはジューシーで柔らかく、ホルモンはトコトン甘いです。

会計を済ませて外へ出ると、まだまだ明るい空に少し驚いて、
「もう一軒行っとくかぁ」

旨い酒を呑りながら、にゅうめんの上にフライにした鰯をのせた
小ぶりの椀でしめくくり、外に出るとまだ明るい。

「もう一軒行っとくかぁ〜」

■ 2008.5.29

という訳で、1ヶ月後には退去を完了しておかなければ
ならなくなったアパート、片付けをドンドン進めて、
次から次に満載のゴミ袋と粗大ゴミが出来上がります。

その量はビックリするほどなのですが、だからといって
生活が困りだす訳でもないので、「もしかして今まで
ゴミの中で生活していたのか?」 という感じです。

ここへ一人で越してきた際に荷物といえば、広い部屋の
中にクルマの極太タイヤ4本と、鴨居にかけたオートバイの
マフラー、キッチンの床に置いた自転車程度でしたから、
23年間の積み重ねはスゴイことになります。

そのゴミに覆われた生活から抜け出すために、定期的に
引っ越しを繰り返す、というのを聞いたことがありますが、
今回、実体験してみて、なるほど納得です。

■ 2008.5.28

ブロッコリー弁当のみっちゃん (昼休みに弁当箱を
開けると、ご飯と茹でたブロッコリーだけ。 思わず
妻に 「マヨネーズ入れておいて」 と頼んだ彼) の
奥さんにマスター、「素晴らしい血管ですね」 と
褒められちゃいました。

オマケに肩やら腕やらモミモミしていただいて、
懸念の肩も 「おっ、ラクになったやん」

「血管が太くてハッキリしている方は、健康的
なんですよ」 って、ちょっと照れちゃいます。

■ 2008.5.26

ホッパー&ひろみさんの誕生日には、多くのご来店、
プレゼントを 「ありがとうございます」

美しい花々に囲まれ、美味しいケーキにホッペを落とし、
ウェアや小物はとても役立ちそうです。

そして・・・ 食べてしまいました。 「太陽のタマゴ」

濡れたように赤い果皮、しっとりと濃く黄色い果実、
独特の風味と強烈な甘み。

トロピカルな南国を想像させる味に、思わず・・・

植えてみるために種をキープしておきました。
モモクリ3年、カキ8年、マンゴーって???

■ 2008.5.25

雨の夜のカウンターには今夏、北海道へ向かう方への
旨いモン情報が飛び交っています。

利尻、礼文へも足を伸ばすそうなので、ここはやはり
ウニ! でしょうか。

ウニといえば、青森の丸青食堂のウニ丼も極旨でしたが
日本で一番のウニは淡路島にあるそうで。

調べると由良港の赤ウニ!
えっ!? 知りませんでした。 すぐ近くまで行ったのに。

マスターの夏の課題が増えました。

■ 2008.5.24

という訳で、パテ盛り、研ぎ、の作業を繰り返しているのですが
やはり苦手意識がぬぐえず、どーも仕上がりに納得がいきません。

どうしてもチマチマと細かいところに、こだわってしまうのです。
で結果、部分部分では良い感じなのですが、全体としての歪が
消えていません。

こういう作業はもっと大胆にドバァー! と施さなければならない
のでしょう。 選ぶ道具もつい小さめです。

そういえば塗装でも、デザイン基礎練習の頃のクセから脱せられず、
小さめの平筆を選んでしまい、大きな面積のものでもそれを使って
セッセと塗ってしまうのです。

ホッパースタッフの電気屋さんに頼んだエアコンの配管を、難しい
レイアウトで通してもらいました。

その仕事の早いこと! ものの10分少々の勝負です。

さすがプロの技、同じことをマスターがすれば、たぶん、いや絶対
丸1日はかかっていたでしょう。 あぁハズかし。

■ 2008.5.23

習い事に来ています。 もう何回目になるのでしょうか。
先生の指導を 「ハイ!」 と答えるのが気持ち良いです。

習い事といえば小学生の頃の、そろばん塾以来でしょうか。
週に2回、薄明かりの傾きかけた木造教室に通い、暗算や
伝票読み上げ算などをバリバリにこなしていました。

今思うと当時、桁の多い掛け算や、割り算の暗算が、難なく
出来ていたことが不思議でさえあります。

そう、最近では足し算の暗算でさえ、その答えにまったく
自信が持てないのですから。

■ 2008.5.22

塗装の仕上がりの良し悪しの90パーセントは下地で決まる!
というのはDIYの常識ですが・・・ 苦手です。

サーフェイサーを塗っては研ぎして下地だけでも十分、と
いうほど磨きこんでから上塗りを始めると、それはそれは
美しい仕上がりになります。 お化粧も?

が、結果を求めるばかり、下地をそこそこに、さっさと
上塗りを始めてしまい、すると仕上がりはそれなり、と
いうのを繰り返してしまいます。

さて、DIY中のワンルーム。 洗面室の造作が完了し、やっと
クロス貼りなのですが、その前に石膏ボードの繋ぎ目やビス
跡にパテをしなければなりません。

本日1回目を施したのですが、こういう作業、地味で苦手です。

■ 2008.5.21

アパートのオーナー(大家さん)が変わりますよ。 って
通知が届いたので、思いがけず23年間ほど住んでしまった
家を出ることにします。

真上の部屋の全自動洗濯機の蛇口が外れて全開水漏れ。
部屋の中で傘を差すほどの漏水事件に遭ったり。

外壁塗り替えの際に窓ガラスが割れたりもし、我が家以外
ほぼ全室、入居入れ替えの際に大リフォーム済みだったり。

何かと被害に遭遇し、また不自由も多いのですが、一人で
住んでいたここへ、ひろみさんがやって来てから、ずっと
ですから思い出も沢山です。

まぁ、そんな家でも遠くから帰ってきたりすると 「あぁ、
家に着いたぁ」 と、ホッとしますから、世話になりました。

■ 2008.5.19

初体験しました。

ロープをグイッと引っ張るとブルルルルと目覚め、
刃先が回転を始めます。

ショルダーベルトで保持して、スロットルバーを
上げて、さぁ人生初の機械を使って草刈開始です。

手順の悪さに、なかなか先が見えなかったのですが
午後からはMくんが奥さんと一緒に、カゴいっぱいの
採れたてイチゴを持って応援に駆けつけてくれたので
あっという間に終わっちゃいました。

慣れない作業に今夜、筋肉痛でヘロヘロのからだに
甘酸っぱくてジューシーなイチゴがシアワセです。

■ 2008.5.18

アレも、コレもしなくちゃ、と気ばかり焦るので
とりあえず出来ることから片付けることにします。

自宅から少々離れた場所にあるガレージに向かい、
シャッターを上げると、古くなったキッチンワゴンの
上段に工具、下段にケミカルスプレーがあります。

防錆剤を手に取り、乗ってきた自転車にたっぷりと
かけてからナイロン手袋をしてウエスで拭き上げます。

ホコリまみれだったのが気になっていた自転車を
やっとキレイにすることが出来ました。

さて、さて。

大事なことは、なに一つ片付いていませんが、ちょっと
晴れやかな気分で雑用にGo! です。

■ 2008.5.17

冷凍庫にアイスが入っていないと、ガックリしてしまう季節
真っ只中の今日この頃ですが、いかがでしょうか?

マスター、何も思わず1本取り出し口に運ぶと、ん? いつもと
何か違うゾ?

なんと! 大好きな白くまアイスに 「トロピカル」 が加わって
いるじゃないですか!

なんかオレンジ色っぽいなとは思ったのですが、さして疑問も
感じず口に運んだので、3倍ビックリしました。

何が入っていなくても冷蔵庫にビールは欠かせませんが、
冷凍庫のアイスも必須項目です。

■ 2008.5.16

小径ハンドルにオーバーフェンダー、3ピースのアルミに
極太タイヤ。 以前、クルマの改造は興味津々の必須項目
だったのですが、年齢とともにドーデモいいです。

今日、久しぶりに腰に響く車高の低いクルマの助手席に
乗せてもらったのがメチャクチャ新鮮で、思わず窓を開け
グイッとコンポのボリューム上げそうでした。

やっぱエエわぁ。

■ 2008.5.15

まだまだ完成はほど遠いDIYでのワンルーム作りを休んで、1日で
多くの懸念事項を済ますために、回る手順をメモ用紙に書き出し、
MTBで市街地を走り回っています。

遠くへ出かけるのも気持ち良いですが、渋滞片目にこんなときの
自転車も気持ち良く、ありがたい便利さです。

ただMTBは積載能力が無いので、背中のディバッグがパンパンに
膨れ上がり、常時持ち歩いているノートパソコンの重さが加わって
ストラップが肩にズシリと食い込み、新型の軽いノートパソコンが
欲しいような・・・

■ 2008.5.14

もう10年以上、もしかすると20年程も前の出来事を調べる
必要が生じました。 ちょっとエライこっちゃです。

日記をつけていれば何とかなるかも知れませんが、小学校
5〜6年生のときに課題として毎日つけたのと、(必ず毎日、
先生が全生徒の分を読んで、添削してくれていました)
恥ずかしながら中学校のときの交換日記以来つけていません。

一応、いつも持ち歩いているシステム手帳に 「予定」 は
書き込んでいるので、そこにヒントがあるかも知れません。

と、古いリフィルを探すと、1990〜'97年、2003〜'07年分は
見つかったのですが、'98〜'02年の必要になりそうなあたりが
抜け落ちているのが不安です。

今夜、古いほうから3年分を読み返すと、オフロードバイクの
レースの準備のことばかりが書いてありました。

■ 2008.5.12

クマザサの茂みの中では、かろうじて進む方向が分かったのですが
少し高度を上げると、残雪地帯に出くわし踏み後が無くなりました。

1ヶ所目の雪渓はその向こう側に、枝にボロタオルが結んである木が
見えたので、たぶんその方向だろうと進めたのですが、2ヶ所目では
もうどちらに行けばいいのか分かりません。

歩き始めて30分ほどが経過しています。
微かに硫黄の匂いが漂う中で、タオルを片手に決断せねばなりません。

頭のてっぺんから全身、ボロドロになって見上げる北海道の空は青く
澄みわたり、白い雲が気持ちよさげに流れて行きます。

勇気いる哀しい撤退です。

雪渓に抜け出た場所を見失わないように、紙片を結んでおいた木から
再びクマザサを掻き分け下り始めました。 川も渡らねばなりません。

もう一度、いや何度でも。
魅惑的な湯を求めて北海道へ行かなければならない理由が出来ました。

■ 2008.5.11

不明瞭な踏み跡は、昨秋に人が通ったのを最後に、長い冬を過ごして
きたのでしょう。 クマザサの茂みに覆われ、今にも無くなりそうです。

いかにもクマが居そうな 「ここを行くの?」

「うん、そこに湯があるから」

足を拭いて靴を履きなおし、クマザサ掻き分けて茂みに踏み入れます。

「気をつけろよ!」

ズルッ! 自分自身がコケて、よそ行きのズボンと靴が泥だらけに。

「もういややぁ〜」

グズる彼女をなだめすかし、掻き分け、掻き分け、野湯を目指します。



(生きて帰ってきたので明日に続く!)

■ 2008.5.10

「ただいま!」 遭難しかけの北海道温泉旅行から帰ってきました。

深夜に大雨が降ったりもしたのですが、日中は穏やかに晴れ渡り、
暖かで温泉日和な3日間を過ごさせていただきました。

今日の天気予報では、北海道東部での寒暖差30度! の冷え込みを
伝えていましたから、1日違えば本当に遭難するところでした。

3日目の朝、宿を出ると真っ直ぐに 「入りたい!」 と思っていた
野湯(自然のままの湯)に向かいます。

たぶんこの先だろう、その手前には川が流れていて渡れそうな
場所がありません。

本気で嫌がる彼女に懇願し、靴下を脱ぎ、スニーカーを手に、
雪解けの冷たい水が流れる川を渡りました。

対岸には背丈より高いクマザサの茂みが広がっています。

(生きて帰ってきたので明日に続く!)

■ 2008.5.6

2週続けて定休日に営業させていただいた振り替えで
火、水、木曜と休んで、温泉求めて旅行してきます。

今回は人生3度目の飛行機と、レンタカーですので、
オートバイの旅ではまず寄ることのない、観光地の
温泉をめぐる予定です。

毎年、年賀状には昨年度に入った温泉名を列記して
自慢させてもらっているのですが、4年前にいつか
入りたい温泉として、登別、草津、箱根の各温泉名を
書いていました。

言うと、書くと、叶うもんですね。

その年に草津、翌々年に箱根に入ることが出来、
今回、登別温泉に入ってきます。

金曜日には土産(話し?)付きでお待ちしています!

■ 2008.5.5

ちょっと遠目の買い物ですが自転車で向かいます。
初夏というよりは真っ盛りのような陽射しを存分に浴びて
ペダルを踏み込むと、それだけでもシアワセです。

帰りには遠回りして、近づいてはいけないと思っていた
菓子博会場周辺へ。 おっ、以外に混雑していません。

場内から聞こえるアナウンスでは1時間半待ちとか。
会場の中を横切る道を、自転車を押して抜けます。

川と濠に挟まれた土道を行きながら、観光で訪れた方には
こんなところを見て欲しいなぁ、と陽射しの下で思いました。

■ 2008.5.4

きっと長崎なら、どこの角を曲がっても売っているお店が
あるのでしょうが、姫路のどこで買えばいいのか分からず、
頼まれモノの高級カステラを探して彷徨っています。

ちょと足を延ばし、広畑のコーヒー大福で有名なお店まで
来てみましたが、カステラは置いて無く、お店に入って
しまった手前、いちご大福を買って次のお店です。

いったい、どこに行けば買えるのでしょう。
どんどんと色々な和洋菓子がたまって行きます。

■ 2008.5.3

ドロロロロォ〜と、右側から交差点に進入してきて右折して行きました。
マスターが行こうとしている方向ですからMTBをこぐ手足に力が入ります。
前方の赤信号で停まっているうちに追いつかなくてはなりませんから。

あと一歩で並べそうだったのですが、信号が青に変わって再び重低音を
響かせて加速して行きます。 が、またその前方は赤です。

追いつけそう、逃げて行く、追いつけそう、逃げて行くを数度繰り返し、
結果、汗だくになりながらも追いつけませんでした。

スーパーカーを見かけた際の礼儀ですから。

マスターは、いまだボディカラーを決めかねているので、フェラーリを
買うことは出来ていませんが・・・

■ 2008.5.2

いまだ紙を探して文具店をさまよっています。

パソコンで使う紙のサイズといえば、A4が一般的ですが
マスター的にはB5が大好きで、とてもしっくりきます。

以前は公文書等でよく見かけましたが、最近ではA4への
統一化がだいぶ進んだようで、あまり見かけません。

文具屋さんへ買いに行っても、A4はアレコレ選べますが、
B5が置いてあるところはめずらしく、B4を半分に切って
使わなければならず面倒です。

ハァ、ハァ、B5って、三つ折にしたときの雰囲気が
たまらず良いんですよねぇ〜

■ 2008.5.1

昨日、林道の話題を書かせていただいたら、コメントや
メールをいただいて嬉しいかぎりです。

ゴールデンウィークに走りに行くと、兵庫県北部の林道は
まだまだ残雪があり、四輪駆動車やオフロードバイクでは
抜けることが出来ない状態でした。

それでもと押しながら、乗りながら進むと、やがて後輪の
車軸まで雪に埋もれ、手を離しても倒れない状態になって
しまうのです。

深さにして1メートルほど残った雪の表面は汚れ、杉の木が
植林された山では、花粉で黄色く染まってさえいました。

まだ花粉症という言葉を聞くことが無い時代のことですから
それを見て笑っていられましたが、今なら気絶しそうです。

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