■ 2006.7.31
緑にかこまれた谷間に、お寺の鐘が響きます。
それを合図のように蝉が鳴きだし、暑い暑い夏の日が始まりました。
首に掛けたタオルで汗をぬぐい、腰を伸ばして遠くに目をやると
手に花を持った女性が、長い階段を上がってきます。
その横に建つ窓の開いた家では、少年が机に向かっています。
夏休みの宿題でしょうか。
やさしい音を奏でながら流れる湧き水は、そのせせらぎを幾重にも分け
棚田にそそぎこみます。
樹齢を重ねた枝ぶりが、境内の片隅で大きな木陰を作る樹の下にある
水道の栓をひねり、頭から水をかぶって手を洗うと、はや2時間ほどが
経過していました。
静けささえ感じる夏の陽の下に線香の煙が漂う中で手を合わせると
今年のお墓参りも無事済んで行きます。
■ 2006.7.30
昨日、あんなことを書いたもんだから、今朝は一番からハツリ工事が始まり、
建物中に 「ガガガガガ」 と、振動ドリルの音が響いています。
暑い中ご苦労さまです。 まったく眠られません。
ハツリ、と言うと昔、アルバイトというか手伝いで、道路端の空き地に立つ
看板の撤去を頼まれ・・・ 安請け合いしました。
たいしたサイズじゃなかったんです、地表部分は。
ある程度、まわりの土を掘ってからポールの先端にロープを掛け、車で
引っ張って倒してびっくり、看板のサイズに不釣合いな、超々巨大な
コンクリートの基礎が出てきました!
真夏の炎天下の下、1時間ほどで終わるつもりが、基礎を砕かないことには
撤去が出来ず、電源も何も無い空き地で暗くなるまで、ひたすらツルハシを
振り下ろしたのです。
その日から3日くらいは骨までしびれ、茶碗もハシもまったく持つことが
出来ませんでした。
ハツリといえば思い出す、つらい、つらい、夏の日の思い出です。
■ 2006.7.29
マスター家アパート屋上の防水工事が始まってしまいました。
仕方ないのですが結果、寝付いて、2、3時間というあたりからドンガラ、
ドンガラと作業音が響いて、睡眠どころではありません。
その音につられて向かいの家のイヌまで、ワンキャン、ワンキャンと
延々に吠え続けるので閉口してしまいます。
工事ために屋上へ上がる階段が、建物外部に足場を組んで作ってある
のですが、どこでもよい、その位置がたまたまマスター部屋の真ん前。
つまり窓の外、手を伸ばせば届くところを始終、人が上へ、下へ、
常に歩いています。
気温はグイグイ上がって軽く30度を突破。
う〜ん、夏は好きやけど、この状況は、ちと辛いゾォ〜。
■ 2006.7.28
夏です。 長かった梅雨が明けてドーンと真夏になりました。
雨の被害も多く残した今年の梅雨ですが・・・ 夏が来ました。
そうとなれば炎天下の下で汗を流すのも苦ではなく、逆にそれも
楽しいくらいです。
がんばった後には何をして遊びましょうか? あれも、これも、
それも、きりがありません。
風が止まり、アスファルトが溶け、陽炎揺らめく真夏日、それさえも
今までの季節を思えばハードルは高くなさそうです。
夏バテがあるかもしれません、でも無理をせず頼ってください。
あなたは、けして一人ではないのですから。
■ 2006.7.27
日曜日に選んだプレゼントを今宵、深夜を過ぎて一つの区切りの年齢を迎えた
女性に渡させていただきました。 気に入ってもらえたようで嬉しかったです。
元々とても魅力的な方なのですが、益々その素敵さに磨きがかかったようで
楽しい仲間に囲まれて過ごす笑顔が輝いていました。
これからも心身ともに美しい歳を重ねていってください。
昔、その区切りのとき、自分自身は何をし、何を考えていたのかを思い出そうと
しましたが思い出せません。 美しく過ごせていたのでしょうか?
そのときが記憶に残っていなくても、いつでも良い歳を重ねてきた、と
自信を持って言えるように、日々充実して過ごしたいです。
■ 2006.7.26
天気が悪いことは分かっていましたが、休みを取っていたりもするので
雨天決行で日本海へ向かいます。
持ち物は、水着類と七輪。 地元のスーパーや海産物の土産物屋さんで
あれこれ買い込み、どこの海岸にするか迷ったあげく、入ってみたいが
湯が張ってあるシーズンが限られ混んでいること確実な、砂浜にある
無料混浴露天風呂と鳴き砂で有名な、琴引浜に向かいます。
降ったりやんだりの中、貸し切りのバーベQサイトにタープを張り、
七輪に炭をいこして 「カンパイ!」、種々の食材を楽しみました。
食後は砂浜に下り、混浴露天風呂へ。 わぉ! ここも貸し切り!
たっぷり温もって、雨降りの海で泳いで、また温まって・・・
その繰り返しを時間も忘れて楽しみました。
長年、入りたくて叶っていなかった温泉に、理想的な形で入ることが
出来てシアワセです。
雨降りの海遊びなんて、と思って出掛けましたが、ここなら訪れる価値大。
ぜひまた、夏の雨の日に・・・
■ 2006.7.24
プレゼントを選んでいます。 もうすぐ記念日を迎えるあなたに。
何がいいでしょう? 売り場はカラフルな夏色で埋め尽くされています。
ちょっと休憩。 でも、ファストフードコーナーは、すでに休みに入った
子供たちと、雨の休日に行き場を失った大人で近づくことさえ出来ません。
良いの見っけ! カラフルにシックでカワイイです。 気に入ってもらえる
でしょうか? 綺麗に包装してもらうと、すぐにでも渡したくなりました。
■ 2006.7.23
ときに思い出され、頭の中を駆け巡る音楽があります。
バイクに乗っているとき、哀しいとき、雨の日・・・
それぞれのシチュエーションで、それぞれの曲が。
思わず口ずさむ唄もあります。
マスターの場合、古めのそれが多いでしょうか。
世代的には、ニューミュージック時代ですが、初めてギターにふれた
中学生の時、振り返って覚えたフォークソングが、少し大人になった
ような気がする、そんな曲でした。
あなたの頭の中を駆け巡るのは、どんなメロディなのでしょうか。
■ 2006.7.22
朝から用事で出掛けていたのですが、今日は小さい方のマスター家の車です。
狭い駐車場に停めたり、ちょこっと走っては用事、を繰り返すには、メチャ
便利、っていうか気軽。
逆に、楽すぎて油断してしまいそうなところが注意、注意です。
う〜ん、ただ車輪径が小さいので安定感が無いし、ブレーキの利きが不安を
誘います。 エンジンのパワーは小さくても、そのあたりは何とかして欲しい
と感じますが、車両価格からするとこんなもんでしょうか。
あなたは自分の車やバイクで、日常速度 (60km/hくらい?) からの
フル制動を経験していますか? 広くて安全な場所で、目標物を定めて
試しておいても損はありません。 思ってるよりは止まりませんから。
■ 2006.7.21
しっかりした作りで、形の良い箱を捨てるのに勇気が要ります。
何かに使えそうな気がして仕方がないのです。
箱好き? なのでしょうか。
そういえばホームセンターでも、つい工具箱コーナーに向かって
しまいます。 結果、手元にいくつもの、それがあるのですが、
いまだ満足な工具箱に巡りあっていません。
ワールドカップ前に購入した32型の薄型テレビ、これが入っていた
箱は今回、車の床張り工事の際の作業台として大活躍しました。
「箱」 の魅力から抜け出すことが出来ません。
■ 2006.7.20
正しい日本語を話したいと思います。 そして、書きたいです。
もちろん、標準語を、と言っている訳ではありません。
その土地、土地の言葉や方言は魅力的で、それは大切にしたいです。
ただ、人を蔑むような言葉や、誹謗中傷するような汚い言葉は
聞きたくも、目にしたくもありません。
そういう意味で、正しい日本語を聞き、読みたいのです。
相手の考えることをしっかりと聞き、正しく理解し、受け入れ、想像し、
熟考を重ねた上で、答えを見つける。
そして自分の考えは、相手を尊重し、思いやった言葉、そして正しい日本語で
きちんと述べる。
こうして、人の目に触れさせていただく文章を書く、一人間として
足りはしていないのですが、正しい日本語の文章が書けるように努めたいです。
■ 2006.7.19
一日中雨でした。 予定していたことは何も進みません。
それでもと無理をしたら失敗をしてしまいました。
そんな午後は読みかけの本を持って、近場のスーパー銭湯です。
食事が美味しくビールを楽しむことが出来るのが、お気に入りです。
最近は便利になっていて、入館以後の支払いはすべて、もらったキーの
バーコードをかざして完了です。 自動販売機でさえ、キーをセンサーに
かざしただけでボタンが押せるようになるのです。
ところで、銭湯のキーってどこにはめます?
マスターはロッカーに仕舞った腕時計の代わりに左手首です。
見渡すと、左腕の人も、足首の人も・・・
足首ってあんた、センサーにかざすの難しすぎるやん!
■ 2006.7.17
(男) 「濡れた下着が乾く間さえ、なかっただろ?」
(女) 「ハィ・・・」
ここ最近、午後には必ず夕立がやって来ます。
今日も、ピカッ! としたら、次の瞬間には 「ドカーン!」 と
部屋に居てさえ、ビビリまくっています。
そんな中をツーリング中の彼女、その勇気に感動です。
案の定、夏の日の午後の激しい夕立、日帰り温泉で雨宿り。
気持ち良い湯に包まれて・・・・
帰りは再び、濡れた下着を身に着けてのライディング。
ハハハ、やるな!
ライダーの鑑のような行動力に 「カンパイ!」
■ 2006.7.16
完成間近なマスター家の車の床張り工事に、ちょっと足りないものが生じ、
ここのところ頻繁に訪れているホームセンターに居ます。
スポンジゴム 265円 × 2本 = 530円也。 以上、買い物終了。
土曜で混んでいる店内、ワゴンに大量の消耗品を積んだ人、人、人。
それを横目に、たったこれだけ? では、もったいないような気がします。
が、必要なものも思いつかず・・・ ふと見ると、作業用グローブが棚に。
手のひら側は薄いゴム質状のもので、あえてSサイズをはめてみると
ビチッとして、カッコよさげです。
で、何より甲側が眩しいオレンジなのです!
最近は、バイクと同じオレンジ色の何かを見つけると、つい欲しく
なってしまいます。
買いました・・・
それを車のグローブボックスに仕舞って・・・
「いつどこで何に使えばエエかな?」
■ 2006.7.15
低く聞こえる雷鳴、一気に暗くなった北の空が妖しげです。
あわてて自転車をこいで、喫茶店に逃げ込んで数分後、まさに
バケツをひっくり返したような雨が降り始めました。
濡れなかったから言えるのですが、夏らしくって良いですねぇ〜
降るだけ降って、上がったかと思えば、その横からもうアスファルトが
乾き始めています。
急ぎの用事を抱えていない夏の小一時間、雨宿りする場所があれば
夕立も気持ち良いもんです。
■ 2006.7.14
ジリジリした一日でしたね。
アスファルトの照り返しがきつく、サングラスが欲しかったです。
メガネ使用者にとっては難しい問題で、オークリーやレイバンとかの
クールでカッコイイ (本人はおいといて) のを、掛けようと思えば
コンタクトを使わねばなりません。
度を入れたサングラスの場合は、室内や夜間用にフツーのメガネも
持ち歩かねばならないのでオオゴトです。
という訳で明日は、2年前に買ったクリップオン式 (メガネの上から
サングラスを付けたり外したり出来る) を出してきて、掛けようと
思います。 使い勝手は便利なので気に入っています。
(でも結局、ヤワなサングラス部分は持ち歩かなアカンけど)
最近、レーシック手術 (角膜をレーザーで薄く削って視力を回復させる
手術) を受けた、勇気あるホッパースタッフの 「みっちゃん」
0.0以下の視力が、1.5にもなったそうですが・・・
マスターもチャレンジしたいですが・・・ コワイです・・・
「痛かった?」
■ 2006.7.13
夏って、もうやって来てるんかなぁ。
いやじゃないけど毎日、暑いから。
いっぱい遊びたいなぁ。
やっぱし夏やもん。
終わったら秋?
恋しなるんやろか、誰かと歩きたいな。
冬が来て、冬が来て・・・
はよ春になったらええのに。
ほんなら、また暑い、暑い、夏がすぐそこやもん。
ぼーとしとっても、あくせくしとっても、
一年は巡るんやろな。
来年の夏は笑えるで、遊べるで。
やっぱし夏やもん。
■ 2006.7.12
さて休日が巡って来ましたので、早起きして恒例の月曜大工です。
マスター家の車の床を、ジュウタンからフローリングに変更して
いるのですが、その作業もいよいよ大詰め、10枚に分割して徐々に
進めてきた、その最後の1枚を切って、はめ込みます。
工作精度や手順も、一番難しい形だった1枚目より格段に上達して
いますので、そういう訳にもいかないのですが、出来ることなら
逆に進めたかったです。
昼過ぎに一旦完成! が、外してあるリアシートを取り付けるための
穴を開けていませんし、上に敷く予定のビニルマットに形を写し取り
たくもあるので再びバラしたのですが、ここでジグソーを貸して &
部材を提供していただいたH氏登場! 近所に用事あったようです。
「出来てへんやん」
「いや、一旦完成していたんですが・・・」
う〜ん、言い訳に聞こえてしまいます。
なかなか大変ですが、けっこう手ごたえのある月曜大工。
「楽しそうやなぁ」
「ハイ!」
もうすぐ完成かと思うと、寂しくもなってきます。
「次は家でも建てるかぁ!?」
■ 2006.7.10
久々にドイツのガンツさんが来店してくれて (ホッパーHPのトップから
→ 歴史 → 改装日記) ドイツの話題で楽しく過ごしました。
テレビではちょうど、ワールドカップ3位決定戦の再放送が流れていたり
するもんだから、より盛り上がります。
マスターもアレコレ会話を楽しんで (ガンツさんの日本語、メチャ上手)
国際コミュニケーションしました。 (笑)
以前、スイスのフィリップさんが頻繁に寄ってくれていた際、彼の話す
英語が聞き取り易く、けっこう会話になっていました。
ドイツ語圏の方が話す英語は、区切って話してくれるので、マスターでも
なんとかなっていたのが驚きです。 頭に汗かいてましたけど・・・
■ 2006.7.9
先々月、久々の釣りで、まぁサイズのアイナメを釣ったマスターですが
カズエっちも最近、バスフィッシングにハマっているようで、彼女の
ブログ ( http://hopper.jp/kazue )にも、その話題がいっぱいです。
トップウォーターで水面を割って飛び出すバスを釣れるようになるまで
マイブームが続くかどうかはアヤシイですが、とにもかくにもこの笑顔!
ネイルのカラーが、グリップ & ラインに合わせてあるのがオシャレです。
「池にハマるなよ」 「アブナイおじさんに声かけられんよーにな」 と、
アル父マスターは心配が絶えません。
今度、一緒にイートフィッシングに行こうね。 彼女は魚さばけるかなぁ?
(マスター出来んけど・・・)
追伸、彼女の呪いがかかった第1号オリジナルカクテル 「犬神家」 は
毎週、金、土、にオーダーしてね!
■ 2006.7.8
海水浴なんて、もう15年近く行っていない! と言いながら昨年、
一昨年と連続で行き、メチャ楽しかったので今年も24日に行く
予定です。 みなさんも一緒にどうぞ!
海もですが、唇を紫にしながら川で泳ぐのも好きです。
それこそ20年近く行っていません。
朝来市生野町にある魚ヶ滝が、お気に入りのポイントで
小さな滝つぼに飛び込むことも出来ますし、淵の真ん中あたりは
水深も結構あります。
なにより、オオサンショウウオが生息していて、泳いでいる
目の前に現れたときには腰を抜かしました。
瀬戸内海、家島沖10mで巨大なエイに遭遇したときには、
オリンピック選手よりも早いタイムで岸までクロールしました。
サンショウウオもエイも、一緒に生活はできません。
■ 2006.7.7
台風が接近しているようなので、みなさん注意です。
当たり前ですが、低気圧が近づくと海ってのはメチャ荒れますね。
それこそ今日あたりからは、台風のうねりが入ってきて危ない
状態でしょうが、過去に二度、先程まで穏やかだった海が、夕立に
見舞われ、いきなり大荒れになり死にそうになったことがあります。
日本海での海水浴の際は、岩場伝いに歩いていった先で、突然の
夕立に遭い、いきなり高くなった波に、引き下がる場所も無く、マジ
波に持って行かれそうでした。
もう一度は、マリンジェットで赤穂御崎までツーリングした帰りの
網干沖、またまた突然の夕立に高くなった波も怖かったのですが
ドカーン! ドカーン! と落ちる雷に、木の葉のように舞うペラペラの
船の上で 「オレに落ちるなァ〜」 と祈るしかありませんでした。
低気圧はコワいのでイヤです。
■ 2006.7.6
哀しいニュースが続きます。 あまりに人の命、尊厳を軽視した犯罪。
民を無視し、脅しによって何かを引き出そうとする心貧しい集団。
そんな事件、態度には憤りさえ覚えます。
今、私たちの心は急速に荒んでいっているように思います。
歩行者、自転車が信号を守らないのは当たり前のようになってしまいました。
あろうことか、子供を乗せて、連れていてさえ無視する大人がいます。
その人たちが私たちと同世代かと思うと哀しさは倍増しますが、年配の方々の
中でも、そうであることが目立つようになり、呆れかえるばかりです。
ゴミは路上に捨てられ、公共の乗り物、場所でのマナーは忘れ去られました。
人々は自分の欲を行動基準にし、かなわない人々は行動すら起こしません。
今日、心貧しいトップ集団を持つ近隣地域に対して、拳を振り上げることは
安易ですが、私たちは正々堂々と正義を主張できるように、襟を正しておく
必要もあると考えます。
■ 2006.7.5
日曜日の夜、月曜日の昼下がりと、すごい夕立でしたね。
前が見えないほどの降りは久しぶりです。
その時間、マスターは真っ暗になってゆく空を見上げながら例の
ホームセンターに着きました。 2階の室内駐車場に停めることも
出来ましたが、まだ降っていませんし、そこから見る西の空は
そんなに黒くありません。
が、買い物をしだした途端、表から聞こえる不気味な音に、見ると
駐車場が雨のカーテンに包まれ、自分の車が分からない程です。
笑いさえこみ上げながら、まぁ、まぁ、と買い物を続け、しばし
待ったのですが止む気配なし。 勇気を振り絞って駆け、建物から
一番遠い駐車場の隅に停めた車に乗り込みました。 半濡れ。
エアコンを最強にし、あちらこちらで冠水した浜国を東に走り
先週裏切られた、あそこの大きなテーブルで本を開いて大 x 2杯。
窓の外は雨、湯船で寝て、低音サウナで寝て、休憩場所で寝て、
起きたらアスファルトも乾くほど晴れていました。
オマケ・「翌日の今日は、同じそこで彼女が癒しカレーうどん」
■ 2006.7.3
ヘリコプター免許取得へ向けて特訓中のO氏に寄っていただきました。
ホッパースタッフでは二人目の回転翼操縦士免許所持者(予定含む)です。
もう10年以上も前に、その免許を取得した8氏も 「腕が鈍っては!」 と
毎年ハワイまで行き、レンタヘリを借りて操縦しているそうです。
う〜ん、互いに大変です。
そんな8氏は、ヘリコプター免許が有効活用出来る職を、と考え、探して
難しい試験 & 厳しい訓練を経て、警察官になったのですが、現在は
田舎の交番で、地元のみなさんから 「頼りになるおまわりさん」 として
活躍中です。
う〜ん、乗られる日は来るのでしょうか・・・
■ 2006.7.2
ホッパーのアルドル、カズエっちのブログを読むと・・・
彼女は何を釣ろうとしていたのかな? サバ?
おぉ、そういえば昨夜の営業中、何の話しだったかなぁ〜
内容は忘れちゃったけど年齢がらみの話題になっていて、すると横から
カズエっちが 「19歳だったらどうなんですか?」 って聞くもんだから
すっかり彼女がその年齢だと思い込んで話しをしてしまいました。
ちゃうやん! 上手い具合にサバ読みやがって。 アンタ21歳やん!
おっ、そういえば今月は彼女の誕生月やった。
幼い頃、お母さんに 「あんたの誕生日に冷蔵庫買ってあげたで」
次の年は洗濯機、その次は食器乾燥機・・・
ダマされているとも気づかず、無邪気に喜んでいたそうです。
そんな彼女の誕生日、22日土曜日の深夜零時を回るとやってきます。
■ 2006.7.1
11年前のそれは、彼が好きだった北の大地を訪れる旅でもありました。
幾度も、それも長期滞在し、オートバイで走り回り、自分の足で歩き、
聞いて、見て、体験したことを語ってくれる彼は楽しそうでした。
そんな話しを聞くことが出来なくなって3年後、自身として初めての
北海道に向かったのです。
何も当てが無い旅の中で唯一、彼がそこをベースに遊びまわった
宿に泊まるのが目的でした。
それぞれの土地で連泊しながら、ゆっくりと歩みを進め、上陸して
一週間目頃にたどり着いたその宿は、まだシーズンに入っておらず
人気が無く、冬の間の風雪で朽ちた雰囲気さえありました。
敷地にポツポツと建つログハウス調の小屋を見て回ると、その一つの
ドアのガラスに、彼が乗っていたオートバイのステッカーが色褪せて
貼ってあるのです。
今から15年以上前、タイヤが磨り減ったから、オイルを交換したいから、
と聞き、送った荷物はこのドアに届けられていたのでしょうか。
その半月間ほどの旅は、北海道から帰る日を決めていませんでした。
でも、いつか区切りをつけなくてはなりません。
思い巡らせ乗った、小樽発のフェリーで帰ってきた日が11年前の今日で、
そのまま北海道の匂いが染み付いたウェアで彼に、楽しかった旅の
報告をしました。
そして今年もまた今日、近況報告に訪れます。
すると毎年必ず誰かに活けられた花が美しくそこにあり、横にもう一対
添えて挿し、水をやったあとで手を合わすと、11年前の北へ向かった旅が
鮮明に想い出されるのでした。
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