セルフビルドで建てる小屋: 2008年10月アーカイブ


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003、整地

 

 

約、3m x 6m の小屋を建てることにします。

 

非常に柔らかい土の現場ですので基礎は、ポイントごとに

置く独立基礎や、壁の下に置く布基礎ではなく、すべての

面に生コンを流し込むベタ基礎とします。

 

オートバイ用のガレージにも利用しますので、コンクリートの

床のほうが都合も良さそうです。

 

生コン打設前に、傾斜した地面を均し、砕石を敷いてから

突き固めなければなりません。

 

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まずは人力にて半日かけ、現場に生えた木を抜きました。

オオゴトでしたが、真のオオゴトはこの後にやってきました。

 

隣地との境に生える、育ち過ぎた柿の木を伐採したのです。

 

この木の影響で下の田んぼに十分な日が当たらないですし、

確かに老化して、早めの処置が必要でした。

 

小屋が完成してからでは難しい作業になるので急ぎました。

 

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建設予定地に大量の柿の木が・・・

これを処分しなくては先に進めません。

 

枝を払い、幹を運べるサイズに切断し・・・

丸々、一日かかりました。

 

傾斜のある予定地は当初、ミニ耕運機を借りて地面を耕し、

柔らかくなった土を人力で、高い方から低い側へ移動させて

均し、突き固めるつもりでしたが、柿の木の伐採を手伝って

いただいた近所の方が、その計画を聞いて・・・

 

その、あまりの無謀さと、いつ終わるか分からない作業を 

見かねて、ミニユンボに乗ってやって来てくれましたので

 

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あっという間に地面は均され、水盛り、遣り方の仕方を教えて

いただきながら水糸を引き、ベタ基礎の型枠まで完成しました。

 

「小屋はええぞぉ。 秘密基地でなんでもゴソゴソ出来るしな」

との、お言葉まで。

 

「ありがとうございます」

 

当初、キットでの製作も考えていましたが、これで完全に自力で

建てるしか選択肢は無くなりました。 (笑)

 

 



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002、解体

 

 

きっと、いつかの時代。

 

どなたかが想いをこめて建てられたのでしょうから、その姿を

無くしてしまうのには、とても抵抗がありますが、勇気を持って

作業を進めます。

 

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20世帯弱の小さな村、作業中に屋根から落ちたりしたら

ニュースになってしまいます。 気をつけて作業です。

 

すでにボロボロに錆び付いていて、スムーズには抜けないの

ですが、後々のことを考えて釘はすべて回収します。

 

頭が取れてしまった釘はニッパーで挟み込み、テコの応用で

力をかけ、なんとか抜き取ります。

 

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壁のトタン板は小屋を支える為に役立っているかも知れません。

 

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屋根、壁、の順で剥がしました。

 

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小屋の向こうに、ミツバチの巣箱が置いてあります。

 

いっぱいのハチが出入りしていますから、箱の中が気になって

仕方ありませんが、巣箱の屋根に大きく名前が書いてあります。

 

個人養蜂には、どんなルールがあるのでしょう。

きちんと調べて、いつか美味しい蜜を収穫したいものです。

 

20080916koya011.jpg

 

野地板も剥がし、すっかり骨組みだけになってしまいました。

 

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屋根の垂木を外し、棟木だけが残りました。

 

ここからは釘を抜く作業は要りません。

すべての構造材は、ホゾ組みだけで繋がっています。

 

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土台、柱、梁、を残すのみとなりました。

 

いつでも押せば倒すことは出来るのですが、敬意をはらって

しっかり一つずつ、解体することに努めました。

 

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地面に直接据えられた土台は、朽ちてスカスカの状態です。

 

長い年月に耐え、よく支えてくれていました。

 

 















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001、風景

 

 

街の繁華街で20年間、多くの方々に愛していただき、支えて

いただいたショットバーを閉店し、少しだけ離れた田舎に移住し、

古い民家の改築、改装を楽しみます。

 

家の改築にあたって、家具などの一時避難場所が欲しいですし、

工房としても使いたい、いや何よりオートバイを置いておく場所が!

 

と、まずは小屋造りから始まります。

 

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カギ型をした敷地の奥のほうに、すでに小屋が建っています。

 

土地が一段、高くなっているのでガレージとしてはもちろん、

作業をするための車も横付けすることが出来ません。

 

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緑に囲まれ、とても良い雰囲気なのですが、すでに土台も

柱も梁もカスカスで、押せば倒れそうです。

 

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草木が多いのも使い勝手としてはよくありません。

 

なるべく、この風景を壊さないような小屋を建てたいと思います。

 

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いつの頃のものでしょう。

廃材を利用して上手く建てられています。

 

トタン板は、つぎはぎだらけで、外の光が差し込んでいたり

するのが味わいです。 草払い機が似合います。

 

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構造をしっかりと覚えておきたいです。

 

非常にシンプルな軸組み工法です。

本来、トタン板は強度に関係はありませんが、今となっては

その微妙な繋がりで、倒れずにいるのだと思います。

 

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小屋の中からの風景にも大切さを感じます。

 

 














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