厳しい寒さを感じだすとオートバイに乗りたくなります。
ワタクシの場合、オンロードバイクは走ることを楽しむ道具としてなので
からだが柔軟に動かずタイヤのご機嫌が伺いにくい、この季節は冬眠。
乗りたくなるのは旅の道具としてのオートバイ。 個人的にはオフロード。
万全の装備で、それでも息を止める寒さの中を走り出してしまえば快感。
旅先でも、すれ違うライダーも、ほとんど見かけないのも魅力的な季節。
ナビに慣れたアタマに、分岐では止まって地図を確認するのが新鮮。
すべての判断は結果として自分のもとに。
免許取りたての乏しい知識、貧弱な装備で越えた16歳の雪の峠道から
たどると、経験を重ね、手に入る装備の選択肢も増えて充実し、それでも
相変わらず積雪の峠でもだえてみたり・・・
知らぬ地の心細い気持ちで包まる暖かい羽毛シュラフ、寒さが増すと
旅への想いがザワザワと心くすぐります。
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