実験してみると、そのサビヘドロ粘土状のものは熱湯に溶けて流れるようです。
きっとそうして冷却系統の中を流れて、長期間閉じていたヒーターバルブ周辺に
蓄積し、半固形化していったのでしょう。
車内に引き込んだ水道ホースに熱湯を通すべく繋ぎなおし、触れない程に熱い
湯をしばらくの間流し続け、ヒーターバルブやホース内をキレイにしてやります。
ついでに他の配管にも施してやろうと、エンジンルーム側のホースに繋ぎ込んで
湯を流すと・・・ ん? あわわわわ! 車内の洗面器がサビ色の湯で溢れそうに!
万が一に備えていてよかったです。 (笑)
そんなこんなでスッキリさせて、ヒーターユニットを組みなおし、ホースを繋いで、
湯を入れて (暖機運転を短くするため) 試運転。
が、待てど車内ヒーターの温度は上がりません。 車内側から出てくるホースに
触れても熱くないはなぜ???
ヒーターに向かう配管は強制循環ではないので、コア内のエア抜きをしないと
ラジエター水が回らなかったようです。 気付いて再度、暖機運転。
正常、正常。 無事に直りましたが、この方式ではまさに温風が欲しい冬の朝、
なかなかヒーターコアが温もらず、デフロスターが効くのに30分ほどかかりそう。
配管途中に手動バルブを設ける等、工夫が要りそうです。
なんとも手作り感あふれるクルマです。
オマケの写真は、そのミニでドイツまでドライブした際のもの。 (ウソ)
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