古民家再生作業の記録

 

 

より古い家に、古い家が増築されている構造なのですが、そのことが

家としての面白みと弱点を生んでいます。

 

面白いのは部屋と部屋の繋がり方や、天井高の違いが複雑なので、

それを利用して家の中に渡り廊下のような造作をしたり、隠し部屋の

ような天井収納を作ったり。

 

居間からトイレに行くには3枚のドアを開閉しなくてはならないのですが

それは面白みのある楽しい手間です。

 

が、このような家の場合、屋根にはどうしても谷になった部分が生じて、

それが長期的には雨漏りの原因になったりする可能性があります。

 

とくに古い家の場合は施工の、知識、素材、技術ともに不完全だったり

するので注意が必要です。

 

この家も案の定、その部分の柱は傷んでいたので、2年前の工事の際に

オオゴトな作業で柱や胴と呼ばれる部材を入れ替えています。

 

そのあたりのことをしっかりまとめたホームページ作りは、「義務だな」 と

思うほどなのですが、なかなか手が動きません。

 

せめて、こんな雨が降り続く日には・・・

 

 

Copyright (C) 2011 平瀬謹也 All Rights Rsserved.

 

 

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