炉縁合わせ

 

 

磨き終えた炉縁を仮に置いてみます。

 

床板と炉石は同じ高さで張って、その隙間を5cmほど開けています。

その両方に被さるように4枚。

 

想像通り、隣の材に接する辺の切断面が直角のままでは下側が先に

あたって、上側から見ると隙が空きます。

 

なので5度ほど鋭角に切り直して・・・ よし!

 

床と石の隙間にちょうどはまる木片を切り出し、ボンドを塗って炉縁を

置き直します。 乾いたら一旦外して木片をビスでガッチリ固定します。

 

こうすることで、固定されているようで万が一、必要ならば外すことの出来る

炉縁が完成。

 

1ヶ所ずつ、そのボンドの乾く間を待つ間に草刈りを進めます。

と・・・ 落ちました。 2回も。

 

午前中は溝に落ちてグチュドロになって昼食時に着替え。

午後の日暮れ時には 「もうおこか?」 の声に、「あと5分!」 と言った直後に

「あぁぁぁぁぁ」 と竹やぶの中に転んで行ったのでした。

 

 

Copyright (C) 2010 平瀬謹也 All Rights Rsserved.

 

 

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