« 2006年09月 | メイン | 2006年11月 »

2006年10月12日

床張り その26

blog_formatimg.jpg

結局、高輝度LEDを使った既製品の中で、比較的安価だった
この商品を購入しました。

明るさを感知して、昼間だけ点灯するようになっていましたが
今回は、そのセンサーは使わずに施工します。


blog_formatimg.jpg

このように固定しました。

他の部分は三角形のバルサ材を使って、立ち上がり部分が
キチッと貼れるように、裏側からの押さえとします。


blog_formatimg.jpg

スペアタイヤの取り外しボルト部分は、プラ板も使って掃除口を
開けた際に、グラスウールが見えないようにしました。


blog_formatimg.jpg

端の1〜2灯は隠れちゃいます (笑)


blog_formatimg.jpg

床に貼ったものと同じ材料で立ち上がり部分を作ります。

LEDが見える部分に穴を開けて、透明のプラ板を使って
窓にしました。


blog_formatimg.jpg

両面テープで固定。


blog_formatimg.jpg

リアエンドの金具も再度購入し (高くないですが勇気入りました)
作り直しました。

すべての切り込みをジスクグラインダーで削って作り、仕上げに
手ヤスリでバリを落とします。


blog_formatimg.jpg

もちろん2回目の製作なので、バッチリ合いました。


blog_formatimg.jpg

LEDへの配線では、初めてリレーを使ってみます。

ルームランプが点く状態で (どこかのドアが開いている状態、
実際の点灯とは関係なし) かつ、スモールライトが点いている
時に、LEDが点灯するように配線しました。

配線の途中には、ヒューズを入れておいたほうが無難でしょう。


blog_formatimg.jpg

その仕掛け一式はインシュロックで固定して、すべてこの中に。


blog_formatimg.jpg

昼間にあえてスモールランプを点けて、LEDを点灯させています。

写真よりは、かなり刺すイメージの眩しさがありますので、
後方からの視認性は向上していると思います。

コーキングは左右、前後の四面に施しました。
万が一、積載バイクのガソリンとかが (少量) 流出した際に
少しでも被害を少なく出来るでしょうから。


blog_formatimg.jpg

夜間の点灯です。

赤色のほうが良かったでしょうか?

リアハッチを開けなくても、スモール点灯時なら運転席の
開け閉めでLEDが点灯するので、荷室内がボォ〜と青色に
輝いて、ちょっとオモチャちっくで綺麗です。

間違いです。

運転席左右のドアは、ルームミラーのところにある
マップランプにだけ連動していました。

今回の青色LEDの配線は荷室上部のルームランプから
取りました。 左右スライドドアと、バックドアに連動しています。

正しくは

スライドドアを開けると、ボォ〜と青色に輝いて〜 です。


という訳で、1日あたり1〜2時間、休日は半日〜丸1日
の作業を繰り返すこと13日間 (期間は約3ヶ月) で
床張り完成です。

家を一軒建て終えた (笑) 充実感があります。

次回、床張り最終回は 「総まとめ」 ということで。

投稿者 ホッパーマスター : 21:31 | トラックバック

2006年10月18日

床張り 最終回

長かった床張り編も、いよいよ最終回です。


blog_formatimg.jpg

リアコーナーステップ、2度目の施工ですのでノンスリップゴムは
色を変更して茶色にしました。

簡単に外せますので、あえて掃除口の切り込みは入れていません。


blog_formatimg.jpg

リアシート、普段は足元を広く取るために後寄り側で使っています。


blog_formatimg.jpg

シートをたたむと、こんな感じです。


blog_formatimg.jpg

右スライドドアから。

ラダーレールは全長180cmものを今回、新たに購入しました。
荷室の長さが、およそ判ると思います。


blog_formatimg.jpg

床張り後端を、純正のプラモールまでで終えたので、この
ラダーレールの場合、ベロを十分に掛けようとすると、
このように床より先に、モールにラダーが乗ってしまいます。


blog_formatimg.jpg

ので、少し後方へ下げ気味に使うことになります。

ベロの掛かりが浅いので、この部分はマジックテープや
仮固定ピンなどの使用を検討中です。


blog_formatimg.jpg

床張り右側はステップオーバーで張ったので、このように
純正フロアマットの寸法が足りません。


blog_formatimg.jpg

左側はこんな感じ。

近いうちにサイドボックスを作りたいと考えています。


blog_formatimg.jpg

リアシート後端、前後移動噛み合わせ金具のあたりです。

黒いパイプに付いているゴムとジュウタンを貼った床との
隙間の寸法を、前側でも持ち上げてやらねばなりませんでした。
(本来の鉄板床からシートは、この隙間+42mm上がっています)

このゴムの下に負荷を受け止める何かが必要でしょうか。


blog_formatimg.jpg

トランスポーターとしての姿です。
180cmのラダーレールを掛けて、こんな感じに仕上がりました。

実際に使うためには、タイヤストッパーの設置が便利ですので
そのあたりは、また別項目でアップしたいと思います。

オフロード、オンロードバイク、の積載状態も写真で紹介したいです。


飛び飛び約3ヶ月、13日間を費やして試行錯誤したり、やり直したり
しながら完成した、200系ハイエースの床張りですが、自慢の点や
反省点、こうしたら良かった点、を最後に記しておきます。


■ 実質、工期は3日間

ホームセンターで材料を選びながら、試行する時間が多かったです。

今回得た知識で、もう一度ゼロから始めるならば、余裕をみても
3日間あれば同様の全工程を完了させることが出来ると思います。


■ 一人で出来る?

床張り自体は、すべて一人で行っています。 なんら問題ありません。

唯一、リアシートの車外、車内への移動が一人では不可能でした。
ボルトを抜いて車内に置いておき、作業の度にズラす、という方法も
可能だと思いますが、効率は非常に悪そうです。


■ 反省点 & もう一度施工するなら・・・

フロア後端部は、やはりリアゲートいっぱいまで床板を張ったほうが
使い勝手が良かったでしょう。 ラダーレールが微妙に掛けづらいです。

天井高を必要としないバイクを積むのであれば、思い切って床を
もう少し高くすれば、ラダーレールは床下に仕舞えると思います。


■ 自慢点

ハイエース本体、ボディには一ヶ所も穴を開けていません。
無加工です。
よって、床張り以前の状態に完全に戻すことも出来ます。

車体剛性が増したように感じます。

ものすごく静かな車内になりました。

精度の高い床張りが出来たと思います。 ほぼ妥協することなく
完成しました。


■ 最後に

200系ハイエースの床張り、手間はかかりましたが施して本当に
良かったです。

バイクはもちろん、遠慮なく荷物が積めるようになり、プライベート
トランポとして活躍が期待できます。

また日曜大工としての、床張り作業自体も楽しむことが出来ました。


このブログを読んでいただき、ありがとうございます。

また参考にしていただいて、実際の床張り作業に役立てて
いただけたなら幸いです。

もしお時間が許すようであれば、甘口、辛口、種々のコメントを
いただければ今後の作業、またそのレポートをアップする際の
大きな力になります。


ホッパーマスター




blog_formatimg.jpg

オマケ

最後の最後、このコメントの前日に取り付けた自作部品。
何の効果を狙ったパーツでしょね (笑)

投稿者 ホッパーマスター : 21:13 | コメント (20) | トラックバック